記憶喪失しま(エナガ)

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DEAR My SUN!! 辰波 感想

※ネタバレあり

PS2のゲーム、起動させるまでがめんどくさいけど、一度やり始めたら一生やってしまう。
でもやっぱり転がりながらプレイしたいので、ディアマイサンswitchに移植しませんか???

❁辰波の感想

運命男です。
が、本編中に運命枠になって一度離れて再会を果たすという、ある意味新しい運命男。
ディアマイサンはゲーム中で15年間の月日が流れるため、ルート中は成人済の攻略対象の高校時代を知っている、ということもあるのがすごく好きです。

辰波との出会いは彼が高3の時。
パティシエになるために留学したいけど、家族に反対され進路に迷っていた辰波。
そんな辰波を偶然見かけた夏見(主人公)は、自分が若くに一人で出産した経験等を話し、やらずに後悔するよりやって後悔しろと留学を薦めます。
夏見と彼女の息子に背中を押された辰波は、もう一度家族を説得することを決意します。
そして、パティシエになって帰ってきた暁には夏見に特大ケーキを作ってプレゼントすることを約束するのでした。
10年後、パティシエになって帰ってきた辰波。
けれど、夏見は辰波が例のパティシエを目指していた高校生だとは気づいていません。

↑までが前段階で(?)、ここからが攻略対象が揃い始めた本編みたいな感じになります。でも出会いから全部本編内にあるバリューパック。?

辰波ルートは夏見との約束等から展開が予想できるところがありますが、分かっていても最高。むしろ、分かっているからこそ最高なところがあります。

ルート終盤の吉良と吉良のファンのあるやり取りに傷つく夏見で不倫感が跳ね上がったのはウケた。

辰波はキャラソンも最高。
吉良のキャラソンは本編の流れに沿った歌詞でこれも別のベクトルで最高なのですが、辰波はエンド後?エンド付近の夏見への感情に近いかも。っていう推理が外れていて、思いが通じ合う前の片想い時代と考えた場合でも最高になるので最高です。(語彙力0)

辰波キャラソンサビの「吸い込まれそうなalmondな瞳に映るのは俺だけにしておいて」が大好きなのですが、almond(アマンド)って何?と思って調べたら「アーモンド」のことだったのはちょっと笑った。
ついでに辰波エンド付近で2、3個の台詞の中で一人称が「俺」と「僕」両方使ってた誤字のことも思い出してウケる。

ディアマイサンはキャラソン内に台詞があるキャラとないキャラがいるのですが、辰波は台詞なしです。
今から台詞きますよ!みたいな長めの間奏があって待ってたのにいつまで経っても台詞が来なかったのは悲しい思い出。
いつの間にか台詞がないと耐えられない体になってしまってた。