記憶喪失しま(エナガ)

乙女ゲームの感想とか色々

学園K -Wonderful School Days- V Edition 感想

※ネタバレあり
※原作を知らない人間が、原作キャラ(学パロ)とオリジナル主人公のカップリングで騒いでるだけの話なので、原作ファンの人は本当に気をつけて!
乙女ゲー攻略対象としてのKのキャラしか知らない不届きものなので、たぶんめちゃめちゃ解釈違い起こしてます。注意。


原作が少女漫画とか、女の子主人公作品で、それが乙女ゲー化!なら、原作では見れなかった色んなキャラと主人公の未来の可能性が見れてむしろ嬉しいのですが(はめふらSwitchとか)、Kはタイトルを聞いたことがあるくらいだけど、女の子主人公の恋愛系作品ではないっぽいし、もしかしたら乙女ゲーKで攻略対象になっているキャラに原作でお相手がいた可能性もあるのかも……とか考えると、学園Kをプレイするの、すごく踏みとどまってしまうなと思っていました。

明るめ学園ものっぽくて気になってはいたのですが、学パロになってて、オリジナル主人公で恋愛するのって、なんか原作に申し訳ないなという謎の罪悪感が強くて。
でも、最近プレイしたホーンテッド・オバケストラがめちゃめちゃ面白かったのと、そういえばゆーますさん繋がりなら、スチプリも好きなんだよな……と思って、ゆーますさんがシナリオを書かれている作品を調べていたら、学園Kにゆーますさんが関わっていると知り、そこからは気が付いたら手元に学園K Vita版がありました。怖

ゆーますさんなら、学園Kより前にOZMAFIA!!をやれという話ですが、なんか気分的にサクサクプレイできそうな作品がしたかった。
OZMAFIA!!も近いうちにやりたい。

プレイ前は、恋愛するために生まれた男じゃないのに、恋愛するためのゲームに生まれなおした男とオリジナル主人公の恋を見ることに対しての罪悪感がすごかったのですが、プレイしてみたら、もう高速手のひら返し。
めちゃめちゃ楽しい~!
サクサクプレイできるし、明るいし、会話のテンポが良くて、めっちゃ!楽しい!!
主人公の沙耶も無個性ではなく、結構積極的で、好きな人には好きだってはっきり言うし、ツッコミ側のように見えてボケにまわることが多いし、原作を知らない人間から見たら、原作キャラかな?というくらい、物語に馴染んでた。
乙女ゲーとして、ちゃんと沙耶が主人公の物語になりつつも、原作キャラも一人ひとりの個性が惜しみ無く描かれていて良かったです。

攻略対象って言うのも原作になんか悪い気がしますが、体育祭やクリスマス・バレンタイン等、大まかなイベントはみんな同じような流れで発生しますが、攻略対象によって、エンディングまで付き合わないキャラもいたり、ルートの途中で付き合うキャラもいたり。
キス有りのキャラと無しのキャラがいたのも、そのキャラクターならではという感じで良かった!!!
私が求めてたのはこれ!ノルマじゃないキス!

全員にルート中一回はキスシーン有り、みたいな決まりは個人的にはいらない派で、好きな時にキスしてほしいので(?)、これはめちゃめちゃ良かった~!
キスがあること自体は良いと思うけど、このキャラはこのタイミングではキスせんでしょ……🔞なことはせんでしょ……というキャラがキスや🔞をした時に違和感があるので、無理に全員にキスとか🔞ノルマを課さなくてもいいなと思っていたので、これは理想。

一部キャラを除くけど、ほとんどのキャラは、ハピエンもノーマルエンドもバッドエンドも全部ハッピーな感じなのが良かった。
ノリが軽めで、突然何かが起きても何故か受け入れられるので、プレイヤー側に全てを受け入れさせるこの世界観すごい。
全体的に、学園生活の中でいつの間にか芽生えていた恋……気が付いたら一番近くで相手を見ていたいと思うようになって……みたいな感じで良かったし、心と心が通じ合う🔞やキス無し(控えめ)・ゆったりめの恋愛が好きな人にはすごくおすすめです。

みんな良かったけど、特に伏見と沙耶の関係がめちゃめちゃ好き。
好きと言葉にしなくてもお互いがお互いを特別に思っていることが分かっていて、ふたりでいることが自然になっていくのがめちゃめちゃ良かった~!
理想のゆるやかな恋なんですが。
身体的な接触がほとんどなくても、お互いを一番に想う心からの愛って表現できるんだよな……と思って、本当にありがとうございました……。
Vita版で追加された後日談もすごく良かった~!

原作がある作品を学パロにしてオリジナル主人公を投入して恋愛させるゲームでこんなに楽しくて受け入れられる作品になってるのすごいな~そういう作品って他にあったっけ?そういえばベルばら学園も学パロ乙女ゲーになってたけど楽しかったな~と思っていたら、プロデューサーが寺嶋桃子さんで、ベルばら学園のディレクターの!?となりました。

ベルばら学園は、学パロ・オリジナル主人公・(たぶん)原作でお相手がいるキャラと主人公の恋愛有・自分のルート以外では主人公以外の女の子と結ばれる攻略対象等……私は最後ふたつが地雷で、でも、主人公ボイス有りの明るめ学園ものやりたいなという気持ちで地雷覚悟でプレイしたのですが、プレイ前は不安に思っていた要素も実際にプレイしてみたら受け入れられたし、めちゃめちゃ楽しかったので、原作有り作品をこんなに素敵乙女ゲームにできるって天才すぎる。
寺嶋桃子さん以外の力ももちろんあるけど、寺嶋さんのゲーム一生やりたいなと思いました。

学園Kの恋愛、すごく好みだったんですが、イベントがぶつ切りになっているのだけは気になりました。
体育祭とかクリスマスとかバレンタインとかのイベントが休む間もなく立て続けに発生するし、1つイベントが起きて、うわ~めちゃめちゃ良い~ここからどうなるんですか~!?と思った次の瞬間には別のイベントが起きてて、最初のうちはすごく戸惑いました。
余韻に浸る間もなく、どんどん次のイベントに進んでいく。
謎の生き急いでいる感。
会話が始まったと思ったら突然終わって、日にちが飛んでて、困惑していたら、別のイベントが始まっていたこともありました。
ちょっと笑う。スピード感がすごい。
この件はちょっとどうかと思うけど、このゲーム自体は楽しかったのでおっけー!
ひとり2時間程度でサクサク攻略できるので、疲れてる人にもおすすめ。

私は学園Kでゆるやかな恋を見つけてしまったので、身体的接触が控えめでも愛しあっていることが確認できる系ラブを求めていて、爆速展開が許容できて、学パロがおっけーな人にはおすすめです。

Haunted Obachestra Vol.1 Awaking 感想

※ネタバレあり
ほぼメリィと雪葉ちゃんの話

女主人公にボイスがある&エンド曲を女主人公が歌っていると知って購入した作品。
主人公にボイスがあるゲームが好きだけど、主人公のキャラソンや主人公が歌う曲があるゲームはもーーーーっと好きです。

オバケストラ1ではルート?があるキャラがふたりいて(メリィ、イグナーツ)、それぞれに
・ハッピーエンド
・バッドエンド
があります。

主人公は男女から選べ(どちらの性別を選んでも、デフォ名は【雪葉】)、男女どちらの主人公もフルボイスです。
私は女の子主人公でしかプレイしていないので、この感想文は全部雪葉ちゃんでプレイした時の話+妄想です。

シナリオライターさんはスチームプリズンとか、私は未プレイですがOZMAFIA!!のゆーますさん。
会話のテンポとか、キャラ同士のわちゃわちゃ感がすごく楽しい!
時々ルー大柴っぽくなるキャラもいますが、ルー語にめちゃめちゃ抵抗が無ければ、たぶん大丈夫。
ゆーますさんシナリオはスチプリしかプレイしていないので、スチプリ基準の話になってごめんですが、命の危険がない時のスチプリみたいな会話のテンポで楽しい。
ただ、スチプリの時にあったような、ダイレクトな🔞発言とかもあるので、エロ展開にはならないけど、少しでもエロに関係することはちょっと……な人は気をつけて。
シナリオ自体にエロはないです。

乙女ゲームではないので登場人物と主人公が結ばれるとかはないけど、信頼萌えはめちゃめちゃあったし、個人的には恋の始まりもありました!!!!
私はメリィで優勝した……🏆️
これは告白だし、もはやプロポーズでは???みたいな台詞や、これは完全に恋する直前の男が言うことなんですよ……みたいな台詞もあって、個人的にはほんのり恋愛要素有り枠なゲームだと思う。
妄想入ってたらごめん。

今後恋愛に発展する可能性がありまくりですし、恋にならなくても、お互いが特別な存在であることは一生変わらない。
メリィは雪葉ちゃんがその場にいない時でも、ふとした時に雪葉ちゃんのことを考えてしまうこともあるし、特別だけど特別じゃない日常生活での交流の中で、相手の価値観は自分とは違うけど、でも、理解はしたいと思うようになって。
ふたりのお互いを想う気持ちが少しずつ増えていくのが良かった~!

あと、雪葉ちゃんの、相手に合わせるわけじゃないけど、相手のことを理解しようとする姿勢が好きでした。
メリィと価値観が合わないな、みたいな出来事があっても、生き方や考え方が自分と違うからといって、避けたりするのは間違ってる。
自分の目で見たメリィを大切にしよう。
メリィがどんなことをしていても、親切で、いつも助けてくれたことは変わらない。
という考え方なのが好きすぎた……。

メリィもメリィで、雪葉ちゃんの気持ちに寄り添う努力をしてくれるところが良い……。

ふたりが一緒にいるところを見た他の人が、このふたりはいつも一緒にいる、と思うところも、特別な関係が始まる予感がする系男女好きとして最高でした!

イグナーツルートは男性同士の信頼関係がちょっと行きすぎてるかなと思う時があって、たまに不安だったのですが、全然!大丈夫!
イグナーツと雪葉ちゃんの恋が始まりそうな予感!します!!!

乙女ゲームじゃないし、恋が始まりそう♡みたいになるのは今回はメリィだけで終わるかな?と思って、恋愛要素に期待せずにプレイしていたのですが、めちゃめちゃ個人的な感想ですが、途中からすごく乙女ゲーみたいな流れになってハッピーすぎた……。
名前で呼ぶようになる流れも良かったし、お互いを特別に気にかけて、一緒にいるとホッとする存在になっていくのが良すぎ~!
全然違うふたりだけど、お互いの個性を受け入れて、少しずつ信頼関係を築いていく過程も素晴らしすぎ……。

メリィもだけど、ハピエン後、タイトル画面に戻った時のボイスが天才で……😭
本当にありがとうございました……。
ポニパチェさん天才か~!?

乙女ゲーも好きだし、というか、恋愛要素があるゲームが好きだけど、恋愛要素がないと思ってプレイしていて、からの、恋になりそうな何かがある!というのがめちゃめちゃ興奮しました。
恋はないと思ってたのに恋未満があるの、すごくテンションが上がる。好き。

雪葉ちゃんが歌うエンド曲も良すぎた。
というか、単純に歌が上手すぎて、この曲良いな好き♡となる前に、え!!歌が!上手い!!!!?みたいな気持ちでいっぱいになってた。
歌が上手すぎるんよ……。

そういえば、タイトルにオバケストラ(オーケストラをあれしたあれ)がある&序盤に音楽を推してたのに、結局音楽関係ないシナリオだったので、オバケストラとは一体何だったのか……?とは、1だけのプレイだと、ふとした時に思う。
男女の信頼萌え具合が肌に合いすぎたので、クリアして少し経つまで何も思わなかった音楽要素の無さが今になって気になってきてるけど、よく考えたらこれは1で始まりの物語。

オバケストラはアニメみたいなものだと思っているので、1はアニメの1~2話みたいな導入部分なんだと思う。
私は恋が始まる前の男女カプ未満に萌えられた&めちゃ雑オタクなので、たぶん今後オーケストラしていくとは思うけど、オーケストラしなくても全てがおっけー!
ありがとうございました!

 

👻雪葉ちゃんとメリィ、イグナーツの関係性に萌えて騒いでるだけのめちゃ怖ふせったー↓

・メリィと雪葉ちゃんのこと


・イグナーツと雪葉ちゃんのこと

硝子の森 感想

※湊関連のネタバレあり

 

神隠しにあった男や、そうじゃない男と恋したりしなかったりする乙女ゲーム🌳

デフォ名も顔グラもボイスもある主人公の職業を
・高校生
・大学生
・OL
の中から選べるの、斬新ですごいと思ってたけど、この選択が何かに影響するわけでもなくて(たぶん一ヶ所だけ某キャラの台詞に変化有)、なんの意味もなかったことが分かった時、ちょっと笑った。
でも、自分の思う主人公の設定が高校生か大学生か、または社会人なのかで、この作品の見え方も変わってくるような気がするので、ある意味自由度が高い……気がする。知らんけど。

何度か喫茶店で注文する飲み物を
エスプレッソ
・カフェラテ
・レモンティー
・チャイ
・グリーンティー
の中から選べるのですが、これも特に意味はない選択肢でウケた。(メイン3人は3回目に選んだ飲み物によって微妙に会話に変化有)
変なところで自由度高め。
全飲み物に飲み物くんの単体スチル?があるので、喫茶店の客体験できる。

このゲーム、電話の音がめちゃめちゃ怖い。
電話も何故か電話くんの単体スチル?があるし、そのスチルも実写ぽくてなんか怖め。

神隠しにあった男との恋愛という設定はすごく好きなのですが、ひとり1時間もかからないくらいの短めシナリオだからか、爆速でシナリオが進んでいって、いつの間にか両想いになってて~完~していることがほとんどで、描写不足に感じたのが残念でした。
湊の設定とかエンディングは好きなんですが……。
湊はハピエンもバッドも両方メリバで闇のオタクが好きな雰囲気だと思うのですが、メリバに至るまでの過程があるようで無い&爆速で終わるのでおすすめはしづらい……。

攻略対象は7人(ひとりは(たぶん)隠し)と地味に多めで、特定の条件で入ることのできるおまけ的なルートもあります。
おまけルートは普通に攻略してたら見つけられないだろうなというくらい斬新な条件でちょっと笑った。

おまけルートでは主人公?が別のキャラに代わります。
攻略対象とおまけルート主人公のツーショットスチルがいっぱい出るのですが、いや、こういうのは本編主人公の時に出して~!とめちゃめちゃ思った。
若干、今、なんのゲームやってるんだろうと思わなくもなかったです。
あの瞬間は乙女ゲーではなかった。
本編主人公でそれをやれという謎の嫉妬と虚無が入り交じった複雑な気持ちで、ただ画面を見つめているだけの時間だったんですが、そんな気持ちにさせてくるゲーム、逆にすごいのでは????

イラストがかなり独特で、でも、プレイしているうちに慣れるかな?と思っていたのですが、慣れてきた頃にかなり独特なスチルが出てくるので、気持ちがリセットされてしまう……。
時々出てくる昔のプリクラみたいな背景のスチルは笑う。

突然ホラーっぽい雰囲気を漂わせてきたり、突然探索ゲーム(?)が始まったり、突然小物が実写(?)になったりと、突然何かが起きて、え!?何!??と困惑するこっちの気持ちを置いてきぼりにして、スッと~完~してることが多い印象のゲームでした。
いつも突然何かが起きるので、笑えるといえば笑える。

恋愛過程はあって無いようなもので、だいたいのキャラが突然主人公のことを好きになっていて、問題は解決してないけど、突然両想いになってエンド……みたいな爆速展開で、かなり物足りなさがあったので、もう少しお互いが惹かれあうエピソードや問題解決が欲しかった……!

タイトルや雰囲気、設定はすごく好きなので、もったいないなと感じる作品でした。
神隠し×(メリバ×)乙女ゲー、今発売したら流行りそうな気がするので、硝子の森リメイク出しませんか……?

硝子の森のサントラを見つけたのですが、ジャケ絵ヤバすぎて笑った。

えっ、何これ?????
かなりあれな雰囲気で何故か一人脱いでる人いるんですが、こんなゲームだったか🤔??????
何?????怖……。
これのおかげで(?)、硝子の森の記憶がかなり飛んだんですが……。怖すぎ。
どういう気持ちでジャケ絵これにしよ!となったのか知りたすぎる。
なんでこのジャケ絵が選ばれたのか、平成の未解決問題では?

マジェスティック☆マジョリカル(Switch) 感想

※核心には迫らないけど、ネタバレあり

ずっと気になってたので、移植めちゃめちゃ嬉しかったです!ありがとうございます!!!

妹体験ゲーム👧
主人公にお兄ちゃんが4人いて、恋愛的な何かはないけど、全員好意的で良キャラなので、お兄ちゃん好きにもおすすめ。
お兄ちゃんエンド(恋愛ではない)もあります。
最初はお兄ちゃん達も攻略させて~!と思ってたけど、お兄ちゃん達の主人公のへの接し方に家族の絆を感じて最高だったので、恋愛エンドが無くて逆に良かったかも……と、最終的には思うようになりました。
ずっと主人公の帰る場所でいてほしい。
しかし、それはそれとして、マジェマジョのお兄ちゃん達みたいなキャラと恋するゲームはやりたい。

お兄ちゃんの話から先に進まないけど、4兄弟の家族としての主人公への接し方が良。安心感すごい。
何があっても、どんな自分になっても、受け止めてくれる人がいて、帰る場所があるという安心感がめちゃめちゃ理想の実家でした。
8,228円で実家を買ったと思ったら安い。

主人公のラピスのこと、ソファに寝転がるラピスのまわりに群がる男達……みたいなパケ絵にもなってるあれから勝手に、小悪魔系で人間を下に見てる系人外ヒロインなのかと思ってたら全然違った!
優しい!人の心がある!すみませんでした!
ちょっとツンなところもあるけど、感謝の気持ちとか褒め言葉を素直に言うところもあって可愛い。
恋を自覚した時に芽生える嫉妬心とかも可愛くて好き。

このゲーム、私は四季から始めたのですが、四季がわりとヤバい&四季関連のエンドがほぼヤバくて、マジェマジョってこんな感じなのか……なるほどね……💀と思っていたら、四季がヤバいだけでこのゲーム全体がヤバいかというとそこまでのヤバさではなかったので、光希から始めた方が良かった気もする。
四季から始めると、このゲームの印象がヤバめでスタートします。
そして、更なるヤバさを期待してしまう。

マジェマジョはボイス飛ばし気味でひとりにつき3時間程度で全エンド回収できるくらいサクサクなのですが、短めな中に萌えも切なさも闇もあって、まとまっているシナリオなのが良かった!
こういうサクサクプレイできるのに光も闇も楽しめるゲーム良い。

エンディングはひとりにつき
・ハッピーエンド
・依存エンド
・ライバルエンド
・バッドエンド
の4つ。
(ジャスパーはハッピーエンドのみ)

それ以外に、お兄ちゃんエンドと共通バッドエンド有。

マジェマジョならではというところだと、依存エンドが輝いてた。
攻略対象→主人公の依存は好きだけどよくある感じですが、マジェマジョは主人公→攻略対象への依存もあって、どちらかというと共依存な感じ。
お互いがお互いだけを心の支えにして、どちらかを失うとふたりとも壊れてしまいそうな関係になるのが良かった!
男に依存する女が好きなので、私はこれで5億点🏆️
めちゃめちゃ個人的な趣味ですが、片想いする女や(恋愛関係で)嫉妬する女が好きなので、それが見れたのも嬉しかったです。
瑠羽ルートのライバルエンド(シェルとのエンディング)が個人的に好きな愛の形で優勝しました。

マジェマジョはファンタジー要素ありですが、主な舞台が学校なので、学園もの要素もあるのが学園もの好きとしては楽しかった。
放課後にちょっとしたデートをするのとか、教室まで迎えに来てくれるのとか、学校の廊下でばったり会ったりするのとか、これこれこれ~!という感じ。楽しい。

ちょっとびっくりしたのが、🔞ゲームではないけど、元がPCで発売したゲームだからなのかもですが、🔞シーンの前後があるところ。
そういうのは無い系のゲームなのかと勝手に思ってたのでビビった。
前後だけなので直接的な描写は無いですが、どう考えても🔞しましたという描写有り。
そして事後のピロートークみたいなところでスチルが出た場合、規制のためなのか肩(首?)まで布団をかけて肌を見せないように完全ガードしていてちょっと笑った。
冷え対策かな???

ジャスパールートはSwitchで追加されたルートなのですが、めちゃめちゃ重要なエピソードがあって、これがPC版の時はなかったことに震えた。
もしかして、Switch移植が無かったら、このあれ……は明らかにならないままだったんですか……? 怖~😱
ほんとにあった怖い話というのはこれのこと。
全米が震える。移植ありがとうございました……。

短めシナリオなので、問題が起きても、それが解決できるかできないかの答えがかなり早く出たり、スッと終わっていくところもあったり、キャラの設定的にその行動はちょっと引っ掛かる……みたいなところもあったけど、手軽に萌えと闇を味わえて楽しかったです。

Boyfriend Dungeon(Switch) 感想

カナダで開発されたゲーム。
恋愛要素有の一般ゲーを常に求めているので、タイトルにボーイフレンドって入ってるだけで購入を決めたBoyfriend Dungeonです。

ボーイフレンドとダンジョンに行くんだろうな(?)ということと、武器と恋愛する(?)ということしか分かっていない状態で始めたのですが楽しかった!

タイトルにボーイフレンドと付いているだけあって、恋愛するためのシナリオ!流れ!会話!という感じなので、見てて清々しいです。

デート有り、メール・プレゼント等の交流有り、プレゼントの作成やダンジョン攻略等の要素も有りで、色々てんこもり+恋愛する前提のシナリオで、かなり遊べる&恋愛目当てだとより楽しいです。

主人公の性別が男性・女性・ノンバイナリーから選べたり、恋愛対象に男性・女性・ノンバイナリーの人がいたりと、海外のゲームという感じなのですが、主人公のいとこ(男性)の前の恋人が男性で、でも、それは特殊なことではなく、好きになるのに性別は関係ないというスタンスなので、同性同士の恋愛も受け入れやすかったのが良かった。

タイトル画面で流れてる曲とか、BGMも海外感があって好き。

パートボイスなのですが、海外のゲームなので当たり前といえば当たり前かもだけど、全て英語なのも新鮮でした!
この作品の絵柄が好きかというとそんなに……むしろほうれい線が気になる……みたいな失礼状態で始めたのですが、プレイしているうちに何故かかっこ良く見えてきて、気がついたらときめいていた……みたいなこともありました。

一部アニメーションが流れるのですが、それもすごく良かったです。凝ってる。


◆主人公
男性・女性・ノンバイナリーから性別を選べます。軽めのキャラメイク有。
選択肢でだけ喋るタイプの主人公。
恋に奥手らしいけど、恋愛にめちゃめちゃ積極的で笑う。付き合ってない人に人前で自分からキスとかする。奥手とは?????
私は女性でプレイしましたが、主人公の性別によって性差あるなという感じの会話もあります。


◆攻略対象

・フェンシングを教えてくれる男性

・薔薇を咥えた男

・かっこいい系お姉さん

・韓国のバンドマン

・お料理×大学生

・肩に鳥乗せてる枠

・猫

・主人公の従兄弟の元カレ

・スケートおしゃれ女子

・博士(女性)


男性・女性・ノンバイナリー・動物関係なく、誰とでも恋ができて、誰にも咎められないところが最高に自由。心がオープンワールド
ただ、猫はマジもんの猫なので、ちょっと衛生的&まわりへの迷惑的にどうなん……というイベントはある。


◆流れ

ダンジョンで一緒に戦闘したり、プレゼントを渡したり、デートや街で会話する等すると、攻略対象の好感度が上がります。

攻略対象全員にラブランクというものがあり、全部で6段階あるのですが、各段階(ランク)で好感度がMAXになると、デートイベントが発生し、次の段階(ランク)が解放される→好感度を上げる……をラブランク6になるまで繰り返し。

主にダンジョンでの戦闘で好感度を上げていくのですが、ターン制ではなく自分で動くタイプの戦闘なので苦手かも……と思っていたのですが、レベルを上げたらゴリ押しで勝てるようになるので、アクションが苦手でも大丈夫な感じの戦闘なのが良かった。

ある程度進めていくと、ラスボスとの戦闘(ラブランクが6になっているキャラの内の誰かと一緒に戦う)を匂わせるイベントが始まりそうになりますが、ラスボス戦を終わらせるとそのままエンディングにいってしまうので、お目当てのキャラのラブランクが6になるまでは、ラスボス戦が始まる場所には行かない方が良いです。
↑の場所に行かない限りは、制限時間無く、無限に好感度上げ等できるので……。

股がけOKなシステムで、股がけしている方が会話の差分回収等の効率が良いので、一途プレイしたい人以外は全員のラブランクを6にしてからラスボスに挑むのがおすすめ。

たぶん個別エンドは無く、誰のラブランクをMAXにしていても辿り着くところは同じですが、ラスボスとの戦闘時に会話差分有&エンディングの時に台詞に変化有。
パートナーを選ぶ選択肢全てで同じキャラを選ぶ、ひとりだけをラブランク6にする、他のキャラとは必要最低限しかデートしない……という一途なプレイの仕方もしてみたのですが、それでも個別エンドは無かったので、たぶんエンディングはひとつのはず……。

ラスボス戦時の会話は一緒に戦闘したキャラの分しか見れないので、複数のキャラの会話を見ようと思ったら何度かラスボス戦をする必要がありますが(ラスボス戦の前で自動的にセーブされてるはずなので、そのセーブデータから)、5分程度でサクサク倒せるレベルのラスボスなので、会話差分の回収がそんなに苦ではないのが良かった。

エンディング時に(たぶん)ラブランク6になっているキャラは最後の台詞が変化します。
ラブランク6が条件なのか、付き合ってるかどうかが条件なのかは不明。

一緒にラスボスと戦ったキャラは、戦闘後にふたりで話す時に出る選択肢でどれを選んだかによって、微妙にエンディング時の台詞に変化有り。


◆まとめ

全員の好感度をMAXにしても、10時間以内で終わるくらいコンパクトなゲームだったので、サクサクプレイできて良かったです。
キャラがみんな濃くて、海外ならでは!という感じのキャラばかりだったので、海外の人と恋したい人におすすめ。
自分の気持ちに自由になれて、心から進みたい道を進む明るめゲーム。
自己肯定感高めの人が多かったのも好印象◎

ただ、恋愛・性的なことに対して、めちゃめちゃ!積極的&オープンで、みんなかなり早い段階で色々すごく進むので、性的なあれが苦手な人は気をつけてください。
このゲームの対象年齢は12歳以上らしいのですが、絶対に嘘だと思う。
スチルは無いけど、文章がかなり性的。逮捕されそうなレベル。
12歳以上対象でOKが出たことが怖すぎるくらい性的なんですが……。
性的なスチルは無いから、か……?

恋愛過程は、あるようで無いようであったか……?みたいなゲームなので、丁寧な恋愛過程に期待していると、キャラによっては死ぬ。

肩に鳥を乗せてるあの人の正装?はめっちゃ笑った。
ゲーム内にあるレースゲームが難しすぎて血管切れそうだったんですが、あれ誰か一位ゴールできた人いるんですか……?


⚔️Switch版DLサイト

アオナツライン(Switch) 感想

※ネタバレあり


ゲームを起動したら、タイトル画面に行かずに、いきなり本編が始まるの、ワクワク感がすごくて好き。
タイトル画面でずっとオープニングムービーが流れてるのもおしゃれ~!
めちゃめちゃ夏のにおいがします!
小規模な青春はじめました!みたいな感じなので、青はじみたいな空気を吸いたい人におすすめ。

なんで明らかに夏な作品を冬にプレイしてるんだという話ですが、冬にプレイしても一気に気持ちが夏に引き込まれる感じだったので、夏にプレイしたらもっと合うだろうなと思いました。
アオナツラインをプレイしてたら、もしかして今って夏だった……?みたいな錯覚を起こすので、暖房代の節約にもなる。

アオナツラインの好きなところのひとつに、効果音?が良すぎというのがあるのですが、BGMが流れてるのに重ねて、鳥の鳴き声とか波の音とか電車の音とかが聞こえてくるのが本当に本当に素晴らしくて!
もうこれだけで夏!青春!という感じで好きすぎた。
このBGM+効果音めちゃめちゃ癒される……。
ヒーリング系CDとしても売れそう。

主人公は基本的には落ち着いてますが、誰かのためにアツくなれる人で、そこにヒロインたちも惹かれるんだろうなと思ったけど、たまに言動がクサくて何故かこっちが恥ずかしくなる時もありました。
でも、そのクサさが青春というか。高校生というか。
そういうたまにアツい面がヒロインの心を動かすような主人公なのに、途中から突然ネガティブになったように見えて、そうなった理由はあるけど落差にちょっとびっくりした。
でも、優しすぎるからこそ、そんな考えになってしまうという主人公で、そこも魅力のひとつなのかなとは思う。

ヒロインの胸が大きいことに対しての主人公のモノローグとか、ちょっと性的なことを匂わせる発言とか、🔞の男性向けな描写もあるにはあるけど、基本的に爽やかな作品なので、描写に不快感がほぼ無かったのが好印象でした。
ただ、ヒロインみんな、制服のシャツの下がいきなりブラなのはちょっとビビった。
あと、主人公の手が汚れたからと言って、自分のハンカチに唾液を染み込ませて(!?)、それで手を拭いてくる某ヒロインには困惑してしまいました。
他人の唾液付けられるのは、それが好きな人であってもさすがに抵抗あるような気がするんですが……。
乙女ゲーでも主人公が怪我をした時に攻略対象が傷を舐めるやつが苦手なので、それと同じ心境になってる……。
でも、↑以外は良ヒロインで、↑の出来事よりも好印象な出来事の方が多くて、最終的には好きという気持ちで終わったので良かった。
でも、たまに、自分のあれでウェットティッシュ作ってた女いたな……って思い出して吐きそうにはなる。

ことねルートのエンディングムービーの入り方、エンディングムービー後のシナリオ等エンド付近の流れがめちゃめちゃ綺麗で完璧すぎて天才だったので、みんなに見てほしい。
めちゃめちゃ綺麗で爽やか。

攻略順は絶対に最後は海希にしてほしい。
海希ルートのラストでびっくりするほど泣いた。
苦しくなるほどに、めちゃめちゃに青春……。
このゲームでこんなに泣くとは思ってなかった……。
本当に素敵なラストすぎた……。

あと、乙女ゲーマー目線での話になりますが、男友達の描写がかなりあったのも良かった。
男友達とメインヒロインと主人公の関係がすごく良くて。
男友達関連で泣きました……。
ヒロインだけでなく、男友達の視点になる時もあって、全員の気持ちが痛いほどに伝わってきて、それがまさに青春群像劇という感じ。

真冬に青春してしまったな……。
私が気になったのは、爽やか青春ものの高校生にしてはちょっと進みすぎな気がする性的なあれと、唾液を含ませたハンカチくらいで、総合的にはめちゃめちゃに青春で泣いたので、性的なあれ関連をスルーできる人にはすごくおすすめ。
海希ルートラストが青春ものとして本当に天才なので、みんな見て……。

2022年の色々まとめ(プレイしたゲームとか推しカプとか)

※色々ネタバレあるので注意

 

◆目次◆

2022年にプレイしたゲーム

ほぼプレイした順

❁プリンスPia♡キャロット
微闇深バンド物語。毒親成分多め。(※喫茶店ものです)
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/01/05/221717


❁越えざるは紅い花~恋は月に導かれる~(Vita)
不倫感強めでルートによって心が死にそうになるけど、良質な闇深萌え物語。あいのりみたいなルート(?)は男女カプ好き向け。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/02/18/200359


ノルンノネット アクトチューン
あいのりで思い出したのでプレイ。ノルンFDのFD。パロは二次創作感強くて虚無ったけど、おまけのSSが天才。


ポケモン アルセウス
ススキ×ガラナが可愛い。ガーディの話で泣いた。


❁When the Past was Around 過去といた頃
人外×女の子ものとして最高なんですが最高にしんどい……。
演出が天才です。


❁お兄ちゃんに甘えたがりな妹でゴメンね!
義兄←妹(主人公) の片想いラブコメでめちゃめちゃ可愛い!
片想いする女の子が好きすぎるので、主人公が可愛くて仕方なかった。義理ですがお兄ちゃんとのラブを求めている人におすすめ。アイキャッチが凝ってて可愛い。
・DLサイト
https://novelgame.jp/games/show/874


❁鬼の嫁入り
最高に好き……。
仄暗い世界観と雨の音が合いすぎてる。6月にプレイ推奨。色々うまくいかない腹違い兄妹の近親ラブなのですが、兄と妹の関係が好きすぎる……。スイクラ好きな人はこの作品も好きそう(私です)。イラストも素敵すぎ&世界観に合いすぎ……。めちゃ重い話なのにイラストや文章で重すぎないように演出(?)してて、でもそれが逆にしんどさを増やしててしんどい……。(語彙力0)
・DLサイト
http://novelgame.jp/games/show/3853


❁片恋スターマイン
天才のゲーム。
少女漫画の当て馬好き&片想い女子が好きな人は義務教育でこの作品を履修しませんか????
言葉の選び方が素敵すぎる。制作者様天才かな?ってプレイ中何度もそう思いながら涙を流した。怖
・DLサイト
http://novelgame.jp/games/show/3870
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/03/09/212744


❁Collar×Malice(Switch)
バクダンハンダンのスピンオフ……みたいなものだとFDをプレイするまでは思ってた。
たべっ子どうぶつを見るだけで萌えるようになってくるので、たべっ子どうぶつステマだったのかも。???
・本編感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/03/13/193837
・FD感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/03/18/211357


❁ハロー・レディ!(Vita)
成田(主人公)のゲーム。ピオフィと終ヴィルを足して2で割ってノーブルを添えた感じ。?
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/03/22/222902


❁0時の鐘とシンデレラ(Vita)
仲良し三姉妹ゲーム最終章。鐘シンは家族ものだったんだなと改めて思いました。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/03/26/091459


❁放課後colorful*step
用意するもの:輪ゴムor片手でできること
・うんどうぶ感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/03/28/215336
・ぶんかぶ感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/09/10/125617


紫影のソナーニル(PSP)
Aリリ可愛い~♡する予定で始めたのに、エリシアが可愛い&しんどすぎて死んだ……。大人向け絵本。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/04/01/182219


❁数乱digit
ヤバ男フェスティバル
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/04/06/203335


ノラと皇女と野良猫ハート2(Switch)
ルーシアとノブチナで大号泣……。もはや家族もの。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/04/12/191137


❁Cafe Cuillere ~カフェ キュイエール~(Vita)
アプリ版プレイ済。なのに、アプリの時の記憶がほぼ消えてて怖かったです。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/04/17/093859


❁Binary Star
ゆめかわ♡薬物🍬家族もの
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/04/23/210448


❁メタルドッグス(Switch)
犬になりたい願望VS虫
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/05/02/135006


❁貴方の仮面の外し方 リマスター版(Switch)
主題歌が好き。
主人公が年下幼馴染み男に対して、「貴方に彼女とかまだ早い。私がいればいいでしょ?」というスタンスなのが萌えた。


❁Lovelydoll/Wildmachine(Switch)
スローライフ×微乙女でめちゃめちゃ楽しい!のに、タダみたいな値段なのはなんで????
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/05/03/124038


❁ヒミツの獣男子(Switch)
(たぶん)世界初🐖豚と恋愛できるゲーム
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/05/15/021837


❁すみれの空(Switch)
かすかに恋愛要素があってビビったけど、(私は)萌えはなかったので恋愛目当てだと死ぬ。


❁ラディアンテイル
毛玉ラディ+ティファリアが最高にらぶ。哺乳類が好きだと自覚しました。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/06/01/202053


❁徒花異譚(Switch)
天才のゲーム。完全に男女カプ好きを殺しにきてる。泣き&萌えで何回も死んだし、泣きすぎて翌朝私の目も腫れすぎて死んだ。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/06/05/122026


❁ATRI(Switch)
水菜萌が人間できすぎてて泣く……。
世の中、水菜萌みたいな人ばっかりだったら、争いは起こらないんでしょうね……。


❁DIABOLIK LOVERS GRAND EDITION(Switch)
スナック菓子のような闇🍫って思ってた無印の頃はまだ幸せだった……。モアブラが途中で限界になってしまったので、今年はやめときます。好きな人はごめん。
・無印感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/06/18/122459


❁怪盗X 恋の予告状(Switch)
いつものことだけど、ボルテージさん(元がアプリのやつ)、展開めちゃめちゃで笑う。みんなウェディング編まで収録されてるのに、ひとりだけ入籍編で終わってる人がいて可哀想。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/06/26/124322


❁9-nine-(Switch)
都に自転車のカゴに荷物いれていいよって言われたい人~?✋
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/07/06/222915


❁至極の男(Switch)
パパ活お料理ゲームwithワニ💴🍴🐊
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/07/15/200130


❁蛇香のライラ(Switch)
三角関係はみんな納得してるなら三人で付き合ったら平和にまとまるって蛇香のライラが教えてくれました。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/07/30/073041


天獄ストラグル
また動物になる攻略対象を好きになってしまった……。やっぱり私は実はケモナーなんでしょうか……?(???)
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/08/02/210026


Elysion -feeling of release- (Switch)
ゾンビもの。ホラーとか怖いのがかなり苦手なのですが、男女CPの波動を感じたのでプレイ。自分で操作して逃げるのではなく選択肢で逃げるので、心に余裕を持てて良かった。怖いのが苦手でも大丈夫なレベルだったのでありがたかったです。


❁未然探偵 The Protea Cases
ミステリー×女の子主人公×ほんのり恋愛要素で最高に楽しい~!
謎の少年と主人公の信頼関係に萌えた。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/08/16/124212


❁カテゴリーI ~死線上のサバイバー~ 
男主人公の人狼っぽいゲーム。でも、人狼っぽいポジションの人が分かっても、その場で処刑とかグロが無かったのが良かった!未来がある人狼。LOVE:QUIZのウキョウさんみたいな男も出てくる。


❁今宵、妖しい口づけを(Switch)
体重が120キロになって床を破壊する攻略対象がいるのは、たぶんこのゲームだけ。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/08/27/030815


❁LOOPERS -ルーパーズ-(Switch)
夏空のモノローグの親戚
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/08/30/201158


乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… ~波乱を呼ぶ海賊~
攻略対象にオリキャラがいるのってどうなん……と思っていたのに、オリキャラめちゃめちゃ良くて手のひら返しした。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/09/02/210048


❁even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女
いつものボルテージじゃない衝撃作。
でも、知能の高い動物は健在で、私の知っているボルテージもいて安心しました。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/09/17/114246


❁真昼の暗黒
すごすぎる作品。
まず、ゲームを起動した時点ですごすぎるし、本編に入ろうとした時もすごすぎるし、全てにおいてすごすぎて語彙力を失う。
明らかに商業レベルで、これがフリーゲームなことが一番ビビる。
・DLサイト
https://novelgame.jp/games/show/1012


❁Under The Moon 〜Crescent〜
嫌いじゃないのに、優遇されてるレニへの憎しみが募っていくので、リアルに愛情と憎しみは隣り合わせが体験できるゲーム。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/09/24/200741


❁ビルシャナ戦姫 ~源平飛花夢想~
義経が女の子というよりも遥かにヤバい出来事があってちょっとびびった。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/10/07/211228


ネルケと伝説の錬金術士たち
2019年から始めて、2020年で積んで、2022年に再開したネルケがついに終わりました……!
長い戦いだったけど、得られた萌えが最高に天才すぎたので感謝しかない。
ありがとうガストちゃん……。
・クリアおめでとう会場
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/10/23/204036


❁大人の初恋、はじめます(Switch)
彼氏面マウント男を見たい人におすすめ。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/10/29/002941


❁殺し屋とストロベリー(Switch)
アモンルートのイチゴが闇のヒロインで好きすぎた。
・感想  
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/11/06/125240


❁アイ★チュウ(Switch)
Switchに移植してくれたことに感謝しかないです。本当にありがとうございます……。実質無料の域を越えてるので、全人類やってください……。
・勝手にお祝い会場
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/11/10/203402


KLAP(Switch)
Vita版本編&FDプレイ済。
基本的に明るめで楽しいので平日の仕事終わりにプレイしてもしんどくなくて好き。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/11/26/192121


❁人形の傷跡(Switch)
ホラー要素を控えめにできるのが良かった。
乙女要素を求めてると誰を推してるかによって心が死ぬのでちょっと注意。


ポケモンSV
自由度が高くて、やることがたくさんあってめちゃめちゃ楽しい&ストーリーも泣ける方面で良かったし、主人公の性別によるイベントの差はないけど、男性キャラとの信頼萌えもあるので乙女ゲーマーさんにもおすすめ。


❁Sympathy Kiss
現代もののとんでもない男を見せてくれてありがとう。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/12/07/213250


❁ベリードスターズ
演出がすごすぎだし、何故か色んなジャンルのゲームを一気にプレイしたような気持ちになる不思議なゲーム。
恋愛要素のないバスタフェ。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/12/11/194636


❁マルコと銀河竜
ほぼアニメを見てる感覚で本当にすごい作品。
恋愛要素のない宇宙パトロールルル子


❁監禁婚~選択の日々 凍時編~🔞
最初から終盤までストレスを感じながらプレイしていたはずなのに、なんかラストでめちゃめちゃ泣いた……。なにこれ???
この始まりのこの設定のこの流れで、この感動のフィナーレになるのが信じられないんですが。


❁監禁婚~選択の日々 山那学園編~🔞
一作目レベルのヤバさを覚悟してたけど、全然(?)ヤバくなかった!全員良心がある!これが純愛!(たぶん)
一作目監禁婚とは何だったのか……となるけど、【監禁婚】って名乗れるのは一作目だけな気もする。


❁Money Parasite ~嘘つきな女~
全体的に優しい人が多くて、疲れた社会人にはその優しさがなんか響いた。
光と闇のよくばりセット。
・感想
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/12/30/103334


おすすめ作品2022

❁徒花異譚

PC、Switch、スマホと色んなプラットフォームで出てるゲーム。しかも、1870円とお安いので全人類やってほしい。
お安めなので短めのシナリオ(私のプレイ時間は6時間くらい)ですが、すごく綺麗に纏まっていて泣けて萌えて、もっと長い時間プレイしていたような気持ちでした。
男女カプが好きな人には本当におすすめ。
怒涛の涙と萌えで頭痛が起きるレベルの作品。
黒筆×白姫が本当に尊くて、ご都合主義でもいいからと、ふたりの幸せを願いながらプレイしていました。
めちゃめちゃ恋愛もので女の子視点多めなので、乙女ゲーマーさんにもおすすめです。


2022年に出会った推しCP

❁黒筆×白姫(徒花異譚)
お互いを想いながらも、気持ちを告げることが許されない。
そんな関係のふたりの出会いから心の距離が縮まる様子など、ふたりの人生の全てがこの作品に凝縮されています。
家に囚われ動けなくなり、逃げ出したいけれど、それは許されない夢だと諦めていた白姫。
とある出来事で出会った黒筆と、親に隠れてお伽噺を読む時間は、白姫が白姫でいられる時間で、彼女にとって大切なもので、ずっと彼と一緒にいられないと分かっていても、他には何もいらないから一緒にいられたらと夢を見てしまうほどで、白姫にとって黒筆は彼女の心の拠り所であり光でした。
そんな白姫に同情からではなく寄り添い、いつでも白姫のことを一番に想い、彼女を幸せな結末へ導こうとする黒筆。
ネタバレになるから何も言えないけど、そんなふたりが、ふたりで描いた結末を見届けられて幸せでした。


ロータス×ネルケ(ネルケと伝説の錬金術士たち)
プレイ開始してすぐと、クリアしてからで、印象が180度変わるのがロータス×ネルケのすごいところ。
開始時はまさかこんなカップルになるとは思ってなかった。衝撃。みんなに見てほしい。
ロータスにとってのネルケも、ネルケにとってのロータスも、自分の生きる希望であり、存在理由であり。
お互いに光を求めていて、どちらかが欠けると自分じゃいられなくなるような存在で。
そんなふたりが相手のことを分かっているようで分かっていなかったことに気付いたり、相手の新しい一面を知って、自分の気持ちに気付いたり……。
ふたりの心が少しずつ近づいて、ふたりでハッピーエンドに辿り着く過程が丁寧に描かれています。
アトリエでこんなに明確な恋愛を描いてくれるとは思っていなかったので、たまに、あれ?これって私の妄想だったかな……?と思ってゲームを確認したら公式だった!みたいなことが多々あって感動しまくりました。
DLCのエクストラストーリーとルシュターム解体新書が天才すぎるので、これも全人類に見てほしい。


❁アモン×イチゴ(殺し屋とストロベリー)
他ルートで突然イチゴのことを好きになっていたり、お金で態度が変わったりする面があって、アモンのこと好きになれないな……とアモンルートをプレイするまではそう思っていました。
けど、アモンルートが天才すぎた。
アモンルート、イチゴの幸せのためなら全てを捨てられるアモンも好きですが、イチゴが良すぎる。
アモンと一緒にいられるなら、それがアモンが人を殺す瞬間でも一緒にいたいと言うイチゴの愛が重くて好きだし、アモンが殺し損ねた人を戸惑い0であっさり殺したりと、アモン以外は本当にどうでもいい感じなのが、相手のことだけを想う闇のヒロインで好きすぎた。
イチゴは過去のショックから声が出なくなっていて、でも、イチゴの気持ち次第では頑張ったら出せるようになるのですが、イチゴはアモンと一緒にいるためには声は必要ないと自分で切り捨てるのが鳥肌。
このカップルは表社会では生きていけないけど、地獄にいたとしても、ふたりが一緒ならOKという重い気持ちをお互いに持っているのが良いです。


CP萌えではないけど好きな組み合わせ2022

❁ラディ+ティファリア(ラディアンテイル)
本体(?)が動物(ぽいもの)の攻略キャラが好きすぎるので、発売前からラディには期待していました。
でも、結局は人間の姿でいることの方が多いんでしょ?と思っていたのですが、それは間違いだったんですよ、奥さん。(???)
ラディは人間の姿になれることがティファリアにバレた後も、普段は毛玉の姿です!最高!
人間になれるとバレたのに毛玉だから(?)、その後もティファリアと同じ部屋で寝てるのが最高に好き。

毛玉の姿がメインなのも最高なのですが、更に最高なのがティファリアとの関係性。
ラディとティファリアと10年前から一緒に暮らしている家族のような存在。
ラディはティファリアのことをずっと見守ってきていて、ティファリアの授業参観にも来ていたらしいし、ティファリアが落ち込んでいる時には一番に気づいて笑わせてくれます。
ティファリアはそんなラディを心の拠り所にしているのが好き……。
もし、最初からラディがティファリアに恋愛感情を向けてたら萎えてたと思うんですよね。
でも、そんなことはなくて。
ティファリアを大切に想うからこそ、ティファリアの幸せを一番に願っているから、他ルートでは彼女の恋を応援するのが本当に大好き。
ティファリアが他のキャラには見せない面もラディには見せられる絶対の信頼関係があるのも良です。

が、最終的にラディ×ティファリアに萌えきれなかったのが悔しいです……🪦
めちゃめちゃ個人的な意見ですが、ラディルート中盤からテンションが下がってしまった……。
共通ルートと他ルートのラディ+ティファリアは好き。


好きになるはずじゃなかったのに好きになってしまった……2022

❁玖折巡(数乱digit)
玖折が好きだといまだに認めたくないのですが、数乱で誰推しかと考えたら玖折……となってしまう。そんな自分が許せない。
でも、玖折・玖折×絋可が好きだと認めてから、かなり心が楽になったので、そういうことなんでしょうね。(?)

気がついたらファンブック買ってた。
今年はアクスタも発売されてハッピー♡

数乱のシナリオ、道徳的にヤバいところや見逃せないレベルの矛盾点があるのに、何故か数乱に惹かれてしまう……。
この気持ちは何?これが恋だったのかな?数乱に恋した?

玖折のこと、最初はめちゃめちゃ嫌いでした。特に陸平ルートでは殺意しかなかったし、悪質ないじめをしていた玖折を「仕方ないな。後片付けはしておくんだよ」みたいに甘やかしてた壱園のことまで嫌いになりそうなレベルの嫌悪感を抱いてた。
陸平ルートラストや親に怒られる玖折、玖折悲恋では(故)スカッとジャパンみたいな感情を抱くようにまでなっていました。

一般の生徒に濡れ衣を着せて、みんなの前で吊し上げてボコにしたり、学校辞めるまで追い込んだり、壱園のファンの女子を扇動して悪質ないじめをした玖折は許されないし、この出来事を思い出すと人間的に無理かも……と今でもなります。
それなのに、壱園ルートの玖折とおまけの玖折が可愛すぎたので、過去にゴミ行為をしてたのに、不憫可愛い♡という感情しか残らなくなってしまいました……。

してもいない罪で吊し上げてきた玖折のことを恨んでいるであろうモブや、そのモブの親のことを考えると、玖折が可愛いという気持ちを抱いていること自体が罪なのかも。
なんで乙女ゲー攻略対象を好きになるのに罪悪感を抱かないといけないんですか????(?)

いままでイキりまくってたのに衝撃の事実(?)に耐えられなくて絋可にすがりつく玖折。
自分も冤罪いじめをしていたのに、他の人が同じことをしていたら「あれはたぶん冤罪……(震)」みたいになってる自分を省みない玖折。
突然別人になってどう考えても無理なのに、可愛いと思ってしまう自分が無理。

壱園ルートの玖折とおまけの玖折、悲恋の玖折が好きなので、私が好きなのは不憫なところが見える玖折なのかも……。
玖折ルートの玖折が好きな訳ではない……?
玖折×絋可よりも(壱園ルートの)玖折+絋可が好きな気もします。
でも絋可と付き合ったあとの、たまに心が弱くなる別人玖折も可愛い~♡と思って見てしまうので何。???


2022年の最大瞬間風速的な萌え

❁久遠開生(至極の男)
めちゃめちゃおもしろい男なのでみんなに見てほしい。
開生本編後編あらすじの【裸族でケチャラーと独特な開生だけど~】っていう一文だけで一生笑う。
全ての食べ物にケチャップかけるし、裸で床を転がりまくるヤバ男だけど、性格がめちゃ良くて恋する……。
ヤバさが全面に出てるけど、すごい気遣いができるし、優しくてまわりをよく見てて、不機嫌な気持ちをまわりにぶつけて他人を嫌な気持ちにしたりせず自分の中で昇華してるところが好き。
何に対しても前向きなので、こっちの気持ちも明るくなる。
一家にひとりいてほしいし、近所で民生委員してほしい。
実は主人公より年下なのもポイント高いです。
主人公が敬語+【開生さん】呼び、開生はため口呼び捨てなのも好き。
といった風に久遠開生はかなりおすすめしたい男なのですが、
・アプリ版でしか攻略できない
・シナリオが完結していない
・エロがエロ
という理由で人におすすめしにくいのがつらい……。


2022年にゲーム以外で好きになった作品

無能なナナ(漫画)
キョウヤ+ナナが最高に良~!
男女の信頼萌えにピンときたそこのあなたはこの漫画読んで~!
ネタバレになるので詳しくは言えないけど、お互いを敵(?)のように思っているのに徐々に信頼関係が築かれていって、周りを信じずにひとりで戦っていたナナが最後に頼るのはキョウヤなのが最高に好き……。
しかも、信頼関係はできても敵対関係(?)はそのままな時期もあって、そこも良すぎた。
説明下手すぎるので読んでとしか言えない……。
話が進むごとに、ふたりの心の距離が縮まっているのが良……。
このふたりは恋愛関係ではないので+表現が合うかなと思うけど、今後カプになるならそれはそれで好き。
カプじゃなくても好きだし、もはやふたりが同じコマにいるだけで最高。
とりあえず、ずっと一緒にいてください🙏
キョウヤとナナに落ちなくても、他にも良いナナとの組み合わせがあるので、乙女ゲーマーさんは何かしら惹かれるところがあるはず!?(たぶん)
ただ、定期的に胸糞展開になるのと人が死ぬので、光の漫画を求めている人は注意。


月刊少女野崎くん(漫画)
面白すぎた……。
親指からロマンスも好きで、俺様ティーチャーも好きなのに、野崎くんがめちゃめちゃ流行ってる気がして、私は流行りのものに近づくことに謎に抵抗があるタイプなので絶対面白いのは分かってたのに触れずにいたのですが、読んでみたらやっぱり面白すぎでした……。
アニメ化したものとか、流行りのものに抵抗を覚えるめんどくさい性格本当にやめたいと思って、最近は流行りのものでも気になったら触れるようにしていこうと思っているのですが、そんな流れで読んだ野崎くん、ほんとに良かったです。最高。
やっぱり流行っているものには流行っている理由があるんだなと思いました……って、過去に流行ってたものに数年後に触れるたびにそう思ってる。
複数男女カプが出てくるのですが、全カプ揺るぎない固定なのも安心だし、めっちゃイチャイチャ♡という訳でもなく、基本的に無自覚両想い+ギャグ……という感じの雰囲気で安定の面白さ。
ギャグも面白すぎるし、かといってカップリング要素が置き去りな訳でもなく、ちょうど良いバランスで最高~!
本当になんで流行りものへの変な抵抗で令和4年まで読んでこなかったのか謎です。
1日1~2巻ずつ、仕事に行く前と帰ってきてから家で読んでいたのですが、その時間がめちゃめちゃ楽しみで癒しでした。
野崎くん(タイトル)のおかげで数日仕事を頑張れました。ありがとう、野崎くん……。


◆◇◆◇
乙女ゲームを作ってくれている皆さん、辺境の地にあるこのブログに遊びにきてくれている皆さん、全てに感謝な2022年でした。
手元にデータを置いておけるコンシューマー乙女ゲーが大好きなので、来年もいっぱい出てほしいな……🙏
今年のブログはこれで終わりです。
ありがとうございました!
来年もよろしくお願いします🐰

Money Parasite ~嘘つきな女~ 感想

※核心には迫らないけど、ネタバレあるので注意


マネーパラサイトの略称、キュピパラ(キューピットパラサイト)の親戚みたいな感じで【マネパラ】なのかとしばらくの間思っていたので、【マネサイト】でちょっとびっくりしたけど、今となってはなんか馴染んで良い感じです。

マネサイトは各ルートに関係がある選択肢を選んだ時に、両サイドからクラッカーぱん!!!🎉(効果音有)されるのですが、その演出が派手すぎて、最初に見た時はなんかの祭が始まったのかと思ってめちゃめちゃびっくりしてたのに、プレイしているうちにだんだん慣れてきて、クラッカーぱん!されても特に何も思わなくなってきたので慣れってすごい……人間ってすごいなって思いました。

マネサイトは、楓真と田中さんが気になるという気持ちで始めたけど、みんな良いキャラしてた!
最後は黄→田中さんで終わると決めていたのですが、それ以外は興味がない順で攻略しようとか、めちゃめちゃ失礼なことを考えていて(本当に失礼でびっくりする)、最初ジェレミア→アミルで始めたのですが、ジェレミアの時点で性格良すぎてびびってたら、アミルもめちゃめちゃ良い人で本当にすみませんでしたという気持ち。
私が一番のカス。

ジェレミアとアミルはどっかで見たことある見た目なので、よくいる感じのキャラでしょうと思っていたら、色々アレンジされてるキャラで、マネサイトでしか出会えない感じでとても好きでした。
なにより、めちゃめちゃ優しい。
この疲れた現代社会には、こういう裏のない純粋な優しさがとても体に染み渡るので、心が疲れてる人にもおすすめ。
やっぱり優しさが世界を救うんだなって思いました。

(田中さんは若干あれですが)基本的にみんな優しくて性格が良いし、話の展開も先が読めそうで読めない感じで楽しくて、主人公のキャラも良い!
各キャラ、純愛な感じのロマンスルートと、闇のたくよーさん寄りのマジックルートの2つのルートがあるのですが(田中さん以外、一人ひとつバッドエンドも有)、ロマンスはたくよーさんならではの、自分の道は自分で切り開く主人公で良かったし、ロマンスはちょっとずるい女で好きな人のためなら人の道を踏み外しても良くて、そんな自分に気付いてる……みたいな闇の主人公で、ひとつの作品で光と闇のたくよーの両方が楽しめるのが良かった。

闇も、めちゃめちゃに闇!という感じでもないライトな闇なので、闇初心者さんもプレイしやすそう。
闇ガチ勢の人には物足りないかもですが、好きな人のことだけにまっすぐになったからこその主人公の人間的な闇を見れるので、そういうのが好きな人にはおすすめ。

そして、マネサイトの何が好きかと言うと、闇寄りのエンディング(マジック)でも、すごくツラい……みたいな終わりではなくて、お相手と主人公にとっては、これもひとつのハッピーエンドという終わり方なところ。
めちゃめちゃメリバ!という程でもないけど、メリバ好きさんにもおすすめです。

ただ、マネサイトのこと、総合的には好きですが、引っ掛かるところもあるにはありました。
某エンディングで良い感じで終わろうとしているのに、最後の最後で昔のプリクラみたいな背景のスチルを出された時は、笑うところじゃないのにめちゃめちゃ笑った上に、直前までの記憶が消えて、エンディングの内容もその前までの流れも思い出せなくなったので、こういう昔のプリクラみたいな背景のスチルを出したいなら、せめて中盤までに出しておいてほしかった。
あと、私の理解不足かもですが、たまに、そうはならんやろ……みたいなシーンがあったり、説明が細かすぎて逆に頭に入ってこないところがあったりして、そこはちょっと気になりました。
ただ、キャラは良かったので、細かいことを気にしない精神でいけば楽しめるけど、合わない人には合わないかなとも思います。

私は楓真ルートのシナリオ再生でいうと前から12個目のシナリオの楓真の「はい」がなんか好きすぎたのと、楓真と十萌の会話のテンポが好きなのと、😁みたいな笑い方の楓真が良すぎて優勝したので、全てがおっけーでした。ありがとうございました。
あと、プレイ前は興味がなかったけど、ジェレミアとアミルが優しすぎてプレイするうちに好きなったのも良かったです。
アミルと十萌の、食事の時にどっちがおごるか問題みたいなやつでお互いが辿り着いた答えが好き。

最初からこの人がタイプだなと思って予想通り好きになるのも良いけど、最初は興味がなかった人にいつの間にか惹かれてたという体験ができるのも、複数のキャラの恋愛でしか見せない面を見られる乙女ゲームならではだと思うので、そういう意味では、私はですが↑の両方の体験ができたのが良かったです。

たくよーさんはいつもですが、選択肢スキップがサクサクだったり、選択肢のところでオートセーブしてくれたりと、めちゃめちゃプレイしやすい環境をつくってくれているのが天才。すごく周回プレイしやすいです。

また、おまけのスチル閲覧のところで、このスチルが出たのはどのシーンかとか、更にそのシーンを丸々再生させてくれるところが好き~!
ゲーム発売カウントダウンボイスも収録されています。

システムまわりにも配慮が行き届いてるところが良。
引っ掛かるところもあったけど、総合的には楽しめた作品でした。

ベリード・スターズ(Switch) 感想

韓国の作品なのですが、フルローカライズということで、ボイス(パートボイス)は日本の声優さんで、翻訳にも不自然なところがなく、すごいと思いました。
舞台が日本で、日本ならではの単語とかも出てくるのですが、元の韓国版でもそうだったのか、日本で発売するのに合わせて設定を変更したのか、すごく気になる。
設定を変更しているんだとしたら、かなりすごいです。

プレイ開始直後から演出が凝りまくってて、一瞬で引き込まれました。
めちゃめちゃすごい……。
だれることなく、ずっと引き込まれる展開が続く&先が気になるシナリオで、めちゃめちゃ面白かった~!
(ただ、周回プレイ必須作品なのに、好きなところでセーブできないところとか、既読スキップがない(全スキップはあります)ところはちょっと残念でした)

私は普段、男性主人公の恋愛要素無しのゲームはあまりやらないのですが、ベリスタが面白すぎて、この機会に男性主人公恋愛要素無しゲームもやろうかなと思い始めるほど。
SNSを使った演出が妙に生々しいです。
この世界の人達、民度低すぎてヤバい……。

ベリスタは大きく分けて
・Aルート
・Bルート
・Cルート
の3つのルートがあります。

CルートはA・Bルートと完全に流れが違うのが本当にすごい。
あれ?今、違うゲームやってる?と思ってしまうレベルでした。

ギャグ的な展開も用意されていて、めちゃめちゃ笑った。
ひとつのゲームをしているはずなのに、Cルートとかギャグ的なやつとか、色んな可能性を見せてくれるのがベリスタのすごいところ。

ただ、心臓に悪いシーンや、男性同士の強めの信頼関係があるので、その辺りは人を選ぶ要素かも。
イラストが綺麗&演出がすごすぎるので、怖いシーンはかなり怖くなっています……。

【コミュニケーション×サバイバル×アドベンチャー】というジャンル名の通り、メインキャラとの会話が鍵になってきます。
会話をして絆を深めることで主人公にだけ特別な話をしてくれたり、キャラの掘り下げやキャラとの交流がメインになっているゲームなので、推理や極限状態的な要素以外に、キャラクターとの交流を求めている人にもおすすめ。

ベリスタは、ずっと見ていて楽しい画面で、演出がかなり凝っていて、こういう演出レベルの乙女ゲーがあったら楽しいだろうな~と思ってプレイし始めた夜、寝る前、突然答えに辿りついたのですが、もしかしてそれってBUSTAFELLOWSでは……?
既に存在していた?
バスタフェのめちゃめちゃ凝ってる演出と同じにおいがします。
そういうわけなので(?)、ベリスタみたいな演出の乙女ゲーを求めている人はバスタフェをやってください。
~完~


⭐️Switch版 DLサイト
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000018663.html

Sympathy Kiss 感想

※ネタバレあり

オトメイトさんのオフィスラブ作品。
プレイしてみるとオフィス……ラブ……?とは……?という感じだけど、お相手と一度は同じ場所で働く時があるという意味では広義ではオフィスラブと言えるのかも?(?)

シンキスは主人公の台詞が無いのですが、モノローグは多くて、今こんな感じのことを言ってるんだろうなというのがかなり伝わってくるので、ここまできたら台詞があっても良かったかなと思いました。
台詞がないことで自己投影できるわけでもなく(台詞がないのに主人公の個性強め)、主人公=自分では楽しめないかなと思いましたが、主人公を主人公として見るとまだいける……かも?
ただ、職場の人に何かを取り上げられて、それを取り返すために飛び跳ねたり、付き合っていない職場の異性の頭を撫でたりするタイプの主人公で、私は引っ掛かることが何度かありました。

某ルートでは、お世話になった先輩の送別会があることを忘れて別の予定を入れたり、仕事で結構とんでもない系のミスをすることが多かったのも気になる。
でも、攻略対象もこうはならんやろという現実離れした言動をすることが多かったので、こういう世界観だと思えば少しずつ受け入れられるようになりました。

序盤から五月女の言動が現実でされたらセクハラな感じで、リアルなオフィスラブだと思ってプレイする作品ではないなと思いました。
仕事を辞めることにしたのに(会社内でも辞めるという話が広がってる)、ちょっと引き留められると、やっぱり辞めるのやめた!となるサブキャラとか、社会人がすることではなくて、ついていけないところが多かった。

ただ、私が思っていたシンキスのイメージが、【主人公=自分、リアルな恋愛】だったので、勝手に現実にありそうな職場恋愛を期待していたら、ファンタジー寄りだった……みたいなところはあります。
魔法とかが出てくる系のファンタジーではないですが、シンキスをプレイしていて、現実にありそうな恋愛・展開・言動だとは思わなかったので、現実的な恋愛を期待してプレイするとびっくりするかも。

タイトルに【シンパシー】とあるように、共感や同情がテーマになっています。
好きな人の表面だけじゃなくて、その人が抱える過去や現在にどれだけ寄り添えるか……みたいな、愛が試されるシナリオだと感じました。

五月女が苦手かもと思っていた時期が長かったのですが、某ルートで五月女がこっちの言いたいこと全てを代弁してくれて突然好感度が爆上がりしました。
五月女は私とは性格が合わないなと思ってたけど、それは私の気持ちで、五月女はまわりに嫌われるのも好かれるのも分かる……という感じの人間で、自分に素直に生きている人なんだなと、五月女ルートを終えてからの方が五月女のことを理解できたような気がする。
というか、こんなに五月女の話をしてる私は五月女のことが苦手と言っておきながら実は好きなんか……?
でも、同じ職場にいたら苦手なような……?


■エンディング

ひとりにつき、
・パーフェクトエンド
・ラブエンド
・ジョブエンド
の3つ。
隠しキャラも平等に↑の3つのエンディングがあったのが好印象。
どのエンディングでも、攻略キャラと主人公の気持ちが通じ合うのが良かったです。
バッドエンドや、人が死んだりするつらい展開のエンディングはないので、安心してプレイできます。


■思ってたのと違ったところ

・リアルにありそうな恋ではなかった
リアルにありそうな職場の恋愛がテーマなのかと勝手に思っていたので、現実的な感じではなく、ファンタジーな感じ……TL小説っぽい感じだったので、想像していたものと違っていてちょっとびっくりしました。
TL小説系だと思ってプレイしていたら、また受け取り方が違ったかも。
でも、TL小説ほどのエロはないです。


・LINEみたいなので自由に会話できるのかと思ってた
OPを見て勝手に勘違いしていたのが悪いのですが、LINE的なので自由に会話できるシステムかと思っていたら、まれにLINE的なのが挟まってくる程度だったのがちょっと残念でした。
オトメイトさんだと、恋花デイズみたいな感じで攻略キャラと連絡が取れたらもっと楽しかったかも。
せっかくLINE画面があるのにもったいなく感じました。


・ヒモはずっと主人公の家にいる訳ではなかった
事前情報を入れずに始めたので、ゲーム開始前からヒモは主人公のヒモなのかと勝手に思っていて、ヒモ以外の人と恋愛する時に気まずすぎると思っていたら、ヒモはほぼヒモルートでしかヒモにならないのが良かった。
でも、ヒモと一緒に住んでいると知った時の他攻略キャラの反応も見てみたかった気もする。
けど、それだとたぶん主人公の倫理観を受け入れられなかった気もするので、これで良かったのかも。


■良かったところ

・挿入歌のタイミング
ルートによるけど、挿入歌のタイミングがかなりドラマみたいなタイミングで入るのでテンションが上がりました。
特に五月女ルートとヒモルートの挿入歌のタイミングが好き。


・絵が上手すぎる
ラバプリもでしたが、シンキスも絵が上手すぎて、スチルが出るたびに、ときめきとかよりも先に、え!めっっっちゃ絵が上手い!?みたいな気持ちになっていました。
本当に絵が上手すぎ。
唇ぷるぷるです。


■好きなところ

・オープニングムービー
私は攻略キャラ×主人公(自分ではない)派なのでシンキスを買う予定は無かったのですが、オープニングが曲、演出共に好きすぎて購入を決めました。
ラバプリの時もオープニングムービーが好みという理由で購入を決めたので、この制作スタッフさんのオープニングの作り方が好みなんだと思います。
演出が良すぎる。
見てて楽しいし、目が離せないオープニングでめちゃめちゃ好きです!


・隠し攻略キャラが2人いる
シンキスの情報をほぼ入れていない状態で始めたので、プレイしてから、このキャラもこのキャラも攻略できるんですか!?という状態になって、すごく楽しかったです。
私は隠しキャラがいるとテンションが上がるのですが、シンキスは2人も隠しがいるのでお得。


■特定の層におすすめなところ

他社ですが、クランク・インの攻略制限かかってる人のヤバい方のルートみたいな、現代ものでのヤバさを求めている人にめちゃめちゃおすすめのキャラがいます!
最終的には更正するタイプなので、更正してほしくない勢には物足りないかもだけど、途中であれ?流れ変わったな?と感じてから終盤までのノンストップな展開が面白すぎたので、そういうのが好きな人にはすごくおすすめ。
私はこのルート楽しかったです。


■まとめ

シンキスは現実的な恋ではなく、ドラマみたいな恋でした。
オープニングでも【ドラマみたいな恋が幕を開けた】って歌詞があるのに、私は何故シンキスを現実だと思っていたのか……。

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攻略キャラの言動がリアルの人間ではないので、これはリアルではあり得ないなと最初の頃は思っていたのですが、よく考えたらこれはドラマみたいな恋だったんですよね。
ただ、主人公がたまに仕事でヤバめのミスをしたり、人を傷つけるような言動をしたりするのがちょっと気になる。
私はボイスを飛ばし気味で、マスター以外のメインキャラは1人2~3時間程度、マスターと隠し2人はそれよりも少し短めの時間で全エンド回収できました。
サクサク進むので、手軽にプレイしやすいのが良かったです。