ラディアンテイル 感想
※共通ルートのネタバレ(？)、Dance with Devilsローエンルート、ヒミツの獣男子のネタバレあり
乙女ゲーを初めて起動した時って、オープニングが流れるかトップ画面に行くかのどっちかかなと思うのですが、ラディアンはいきなりオプション変更から始まるのでビックリしました。
斬新……と思っていたら、オプション変更後、すぐにシナリオが始まるので納得。
開始10秒の時点であれ？これマジきゅんっ！ルネッサンスアニメ一話かな？となり、かなりテンションが上がりました。
もうマジきゅんの波動だけで(マジきゅんではない)大興奮。
ラディアン起動時のシナリオでマジきゅんアニメ一話を思い出した人いませんか？
いたらご一報ください。
この作品、ティファリア(主人公)が好みのビジュアル&バッドエンドがない&ラディが気になるという理由で購入しました。
ツインテ時のティファリアが特に好みなので、ティファリアの顔グラが欲しかった……！
ラディアンテイルには主人公フルボイスを勝手に期待していたので、ティファリアがボイスなしだったのが個人的に残念でした。
正体が動物(系のものでも可)の攻略キャラが好きすぎるので、ラディにはめちゃめちゃ期待してました。
(ダンデビのローエンとか、サイエモのあの人とか、猛獣使いのシルビオとかが好きなので……。でも、ヒミツの獣男子は誰にも萌えられないまま終わった。ヒミツの獣男子感想記事参照(https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/05/15/021837))
共通ルート序盤でほぼずっと毛玉の姿でいてくれて、ティファリアが毛玉ラディに向ける信頼や家族愛、ふとした時の触れ合いが好きすぎたのですが、ティファリアに人間になれることがバレて人間の姿でいだした途端に何故かテンションが下がった……。
OPのラディの人間スチルのイベントはめちゃめちゃときめいたのですが、常に人間でいられるとなんかテンション下がる……。(超個人的な意見です)
私はケモナーではないと自分で思っているのですが、やっぱりケモナーだったのかも？
でも、それならヒミツの獣男子で誰にも萌えられなかったのはなんで？？？
ラディが人間になれることをティファリアが知って色々あって……のイベント中はずっと人間の姿だったのですが、その後、また毛玉になっててテンション爆上がり。
でも、ティファリアに危険が迫りそうな時とか、人間の姿の方がティファリアを守れそうな場面では、さっきまで毛玉だったのにサラッと人間になってたのが本当に萌え！
ただ、それならヴィリオも動物←→人間になれるから同じ系統なので、ヴィリオに(私が)そこまで何かを感じてないのはなんで？と思っていたのですが(ヴィリオ自体は動物的な意味ではなく好きです(？))、日常的に動物←→人間になってることに萌えを感じてるのかも。
ダンデビでローエンがアニメで日常的にポメラニアンだったのとか、本編でポメの姿で過ごしてたあのイベントとか、FDのポメシナリオに大興奮したので、普段からこまめに動物の姿を見せておいてほしいのかも。？
という自分の心を整理すると、ヒミツの獣男子に萌えられなかった理由は、獣男子たちの動物時の姿が無かったから。テキストでの説明だけだったから(ですよね？忘れてるだけで動物立ち絵あったらごめん)。ファイナルアンサーです。
ただ、ヴィリオはドラゴン立ち絵があるのになんで動物的な意味で惹かれなかったんだろうと疑問だったのですが、そういえば12時の鐘とシンデレラのトカゲにも特に興奮はしなかったので、もしかしたら爬虫類系には惹かれないのかもしれないです。
私は哺乳類派だった……？
ローエンもラディも哺乳類(？？？？)で日常的に動物←→人間になってくれるから大興奮したのかも。
あと、動物の姿になった時にシレッと主人公の膝に乗ってたり、主人公に頭撫でられたり、一緒に寝たりしてるのを見るのが好き。
私は小動物派だったのかもしれないです。
タイトルのラディアンテイルのこと、ずっとRADIE Un tail
＝ティファリアのそばでずっと赤モフモフ毛玉の姿で家族として寄り添ってきたラディ(RADIE)が、今度は人間の姿でティファリアと恋をする(毛玉→人間になる＝しっぽがなくなる＝Un tail)
ということだと思っていたので、
Radiant Tale
だとタイトル画面で今更知って衝撃。笑
タイトルにラディ入ってるし、めちゃめちゃラディの物語だと思ってたので……。
でも、本当にそれだったらラディ以外が肩身狭いですもんね……。
他のキャラ、俺達前座かよと思ってしまう……。
ただ、こんなに騒いでますが、最終的にラディ×ティファリアに落ちれなかったので地味にショックです。
■まとめ
この作品、UIがめちゃめちゃ素敵！
サーカスのパンフレットのような、宝箱のような……見ているだけで楽しくなる、カラフルで可愛くてラディアンテイルの世界観にぴったりです。
ギャラリーのスチル一覧では、攻略キャラそれぞれのイメージカラーのフィルター(？)がスチルにかけられていて、キャラごとのスチル一覧ページに統一感が出てて好き♡(説明下手なので、実際に見て～！)
個人的に気になったところですが、初回公演以外、どういう練習をしていたのかいまいちよく分からないまま本番になって成功してることが多い印象なので、演出は良いと思うのにちょっと感動が薄かったのが残念でした。
公演を行う場所によって、どんなショーをしたらいいか情報収集して考えているのは分かるのですが、練習風景がもっと欲しかった。
あと、サーカスのはずなのですが、サーカスというよりは劇団っぽい。
私がサーカスを見たのがかなり前なので適当なこと言ってるかもですが、演劇みたいな感じでストーリーがある中で台詞を言って、その延長で魔法とかを使ってショーをしてる感じなので、あまりサーカス感はないです。
演劇みたいな感じで結構長めの台詞なのに、その台詞を覚えるまでの練習風景とかも特にないので、演劇を期待してラディアンをプレイしても死にそう。
公演をする町で、町や人の問題を調査して、サーカスの力で人々の心を変えていく……というのは、【それでも世界は美しい】みたいな感じだったので、それせかが好きな人はラディアンも好きかも。
ただ、その流れがちょっと道徳の教科書っぽさがあるので、たまに引っ掛かる。
ラディアンにはバッドエンドはなく、エンディングは
・共通エンド(スチル有)
・個別→ハッピーエンド、ノーマルエンド
となっています。
が、一部ノーマルであれ？これ、バッドでは……？みたいなエンディングもあるので、完全にバッドがない最初から最後までずっとハッピーなゲームだと思っていると死にます。
ノーマルの皮を被ったバッドが普通にある。
ゆのはなとか青はじみたいな、バッドがない感じではない。
それなりに闇もあります。
でも、闇目当てで行くと死ぬ。
スチルが表示されている時の選択肢、どちらを選んでも差分があることが多いので、スチル表示時の選択肢でセーブしてるとスチル回収が楽です。
ノーマルエンドはハピエンを見たあとにチャートの各個別ルート最終章で好感度をlowにしてスタートすればサクサクエンド回収できます。
■(超個人的)こんな人におすすめ
・【マジきゅんっ！ルネッサンス】アニメ１話を愛している人
・【それでも世界は美しい】が好きな人
・【Dance with Devils】の推しがローエンで、本編ローエンルートのポメのイベントや、FDポメシナリオに大興奮した人
・片想い女子が好きな人
たまに引っ掛かるところはありましたが、普段から動物になる攻略対象を求めていたので、その面では一部ルートを除いて求めていたもの以上のものが見れたのでハッピーです。
共通ルートとラディルート序盤のラディ+ティファリアが最高に好きでした！
乙女ゲーのマスコットキャラって、あまりいらないかなと思うことが多いのですが、攻略対象がマスコットも兼任してるパターンならむしろ有り！
この路線を今後もよろしくお願いします♡
あと、エンド曲【笑顔のパレード】がめちゃめちゃ好き！
でも、この曲はゲーム内で聞いてほしいので、OP曲置いときますね。？
これも好き。
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