記憶喪失しま(エナガ)

乙女ゲームの感想とか色々

勝手に1人同窓会開催記念日(KLAP!!Switch版への気持ちまとめ)

※ネタバレあり
Vita版本編&FDプレイ済


なんとなくKLAPが移植することはないんだろうなと思っていたので、移植すごく嬉しかったです!
ありがとうオトメイトさん!

VitaのKLAPをプレイしたのはかなり前なので、私の記憶が良い感じに消えていて、Switch版を新鮮な気持ちでプレイすることができて良かったです。
実質同窓会。???

基本的には明るいけど泣けて笑えて、元気になりたい時におすすめの作品です。
そして、私が勝手に思う乙女ゲームの5大天才エンディングムービー(KLAP!!FD、バリバリ、ホトケンサー、プリスト、サイエモ)のうちの一つがKLAPのFDのエンディングなので、一度は見てほしい。
見ててすごく楽しいし、本当に演出が天才だと思う。

他社だけどSTORM LOVERとテンションが似てるので(たぶんスタッフさんが同じ?)、内容は全然違うけど、ストラバのキャラの掛け合いとかノリが好きな人におすすめ。
OPの雰囲気もストラバっぽさがある気がする。

初めてKLAPをプレイした時もそうだったんですが、【駿河屋の御曹司】っていうワードに違う駿河屋しか思い浮かばなくて、笑いどころではない(はず)のに、出てくるたびにめちゃめちゃ笑う。
モブ「あの駿河屋の……!?」
みたいになるたびに、
駿河屋「毎度!駿河屋です」
っていう、駿河屋のメールタイトルが脳裏に浮かぶし、駿河屋がすごい力を持ってる会社みたいな扱いをされているのを見るたびに、この県の人達みんな中古アニメグッズetc.買ってるんか(違う)……みたいな気持ちになって笑うんですけど、明人の名字を駿河にするのは良いけど、会社の名前を駿河屋にしよって言った人誰ですか……?
駿河屋の関係者?
何か……何か笑いを取ろうと狙ってますか……?

本編エンド曲で【思いを映画のように 青空に映したい】の歌詞の時にエンドロールが上に流れるタイプに変わる演出が何故かすごく卒業式感があって好き。


■攻略
攻略関係の情報を置いときます。

◆本編エンディング
1人2種類
ハッピーエンドとバッドエンドがあります。
途中で分岐するバッドエンド等はありません。

好感度が上がる選択肢を選び続ける&調教をB判定以上の状態にし(SM選択肢は攻略に関係がないのでどちらでもOK)、3章初めの場所移動選択肢(3択)の後に出る選択肢のところでセーブして、

・ハッピー→好感度が上がる選択肢&調教B判定以上

・バッド→好感度が下がる選択肢&調教C判定(調教モードをスキップで自動的にC判定になります)。バッドの場合でも場所移動は攻略してるキャラがいるところを選んで、好感度が下がる選択肢にしてください。

↑で紫苑以外は両エンド見れます。

紫苑は2章の誰を調べるかの選択肢で【適当にページをめくる】を選び、その後は↑でバッドが見れます。

・ちょっとバッドエンドのネタバレ
◇燈真、壮介、明人→死亡系・あっさり終わる
◇カミル→別離系・まあまああっさり終わる
◇奏→結構長くて内容があるので、みんな見てください
◇紫苑→別離系・結構長め

全員アルバム最後のスチルは、最後のスチルの場所を選択すると、おまけシナリオが見れて最後のスチルも埋まります。

タイトル画面が燈真から変わらないのは仕様です。
と思っているんですけど、仕様ですよね……?(ちょっと不安)


◆FDのエンディング等
キャラごとに大体の流れは同じですが、SM選択肢のどちらを多く選んでいたかによって、終章の会話の内容が変わる&スチルに差分があります。
差分含めてスチルを全て埋めることで、キャラごとのコンプCGがもらえるのと、フルコンプCGを見るために必要なので、S寄りとM寄り両方の終章を見てください。
エンディング(IFは除く)を見ると解放される調教モード(シークレットミッション)を1人3回クリアすると、クリアしたキャラのSWEET MEMORY(ボイスなし短めの話+スチルタッチ)が解放されます。


■Vita版のプレイ前に不安に思っていたこと

・調教システム
SM感がすごく出ている調教ミニゲームから不安しか感じなくて、Vita版KLAPは発売日買いはしていなかったのですが、ゲーム自体にSM感はほぼほぼないです!
主人公がSというわけでもなく、このミニゲームだけがなんかアレなだけなので大丈夫。
このミニゲームはプレイしてると微妙な気持ちにはなるし、人がいるところではできないけど、ギャグとして受け止めたらOKで、シナリオはSMな感じではないので、そこのところを心配してる人は大丈夫だと思います。


■好きなところ

・サクサクプレイできる
本編は1人2時間くらいと短め。
そこまでしんどい展開にはあまりならないので、仕事終わりの夜でもプレイしやすいです。
好きになるまでの流れがちょっと急に感じるキャラもいて、引っ掛かったことが一度もないとは言えないけど、たぶん何か大きなきっかけや、これ!という行動や台詞があって好きになったとかではなく、初対面でピンときたり、日常生活の中で少しずつ惹かれていった恋に近いので、まだ許容範囲。


・必ず最後はハッピーになる
シリアス要素もあるし、終盤はツラい展開もあるけど、耐えられないほどツラすぎる展開は(個人的には)無く、ハッピーエンドはちゃんとハッピーな終わりなので安心して楽しくプレイできました。


・攻略キャラと主人公の掛け合いのテンポの良さ
主人公が結構個性有のツッコミ系で、攻略キャラのボケ(?)にもどんどんつっこんでいくので、掛け合いが楽しかったです。


KLAPスタッフさんのちょっとした気遣い
本編をフルコンプしていない状態でFDをプレイしようとすると、オープニングムービー前に、本編のネタバレあるけど大丈夫ですか?みたいな注意文が出るのですが、本編フルコン後だと、その注意文が出なくなるのが地味にすごい。
スッとオープニングが見れるようになってる。
配慮が行き届いてる。


■好きなところ(※ネタバレ有)

OPの歌詞、【Destiny(本編)】【運命なんだ(FD)】のところで奏が映るのが好きすぎる……。
こういう細かい演出が好き……。


■さいごに
KLAPを移植してくれてありがとうございました!
あまり何も考えずにプレイできて笑える作品なので(でも、たまに泣ける)、再プレイも楽しかったです。
仕事終わりにやってもダメージを追わないゲームも好き。
こういうサクサクプレイできて楽しい!みたいなスナック菓子みたいなゲームを月1で出してほしい。?
よろしくお願いします🙏

アイ★チュウSwitch移植大感謝祭

※アプリ版アイ★チュウ(エトワールステージじゃない方)&折原輝のオタクのひとりごとです


アイチュウくんSwitch移植本当にありがとうございます!!!!!
本当に感謝しかないです。
そして、おめでとう……。

乙女系の恋愛要素×リズムゲームって、ありそうでそこまでないから、めちゃめちゃ貴重で、リズムゲームの途中でキャラの台詞とかカットインが入ったりするのが大好きなオタクなので、それ+恋愛要素はやるしかないと思ってアプリのアイチュウを始めた人間です。

正直、メインストーリー1部の最初の方は個人的にはあまり合わなくて、アイチュウ向いてないかなと思ったこともありました。
でも、キャラ別のカードのストーリー(恋愛ストーリー)がすごく好きで。
最初は興味がなかった子でも、恋愛ストーリーを見るたびに好きになっていって……。
あれ?これはもしかして?と思って、1人ひとつは恋愛ストーリーを見たのですが、もう大正解。
カードのシナリオでキャラの魅力が溢れていて、そして、主人公とのほんのり恋愛要素を絡めることで、特別な人にしか見せない一面も描かれていて最高でしかない。

アイドル×恋愛って、結構難しいところがあると思うのですが、アイチュウは仕事は仕事、恋愛は恋愛と切り離していて、ひとつのカードストーリーの中でも仕事・恋愛と別れている構成なのが良かった!
私は男女の恋愛が見たい人間なので、恋愛要素なしのアイドルものだったら、アイチュウをプレイしていなかったと思うので(実際、エトワールステージは未プレイです)、上手く恋愛要素を入れたアイドルものですごく好きです。
そして、カードのシナリオでキャラの内面とかを知ることによって、メインストーリーの見方が変わってくるのも良かった。
折原輝寄りではありますが、箱推しです。
嫌なキャラがいないところも好印象。

カードのシナリオは基本的につかず離れずな、ほんのり恋愛要素で進んでいくのですが、どこからかは忘れたのでSwitch版で確認したいですが、途中から恋愛要素に変化がありました……。
めちゃめちゃ明確な愛。恋。あります!!!!
私は折原輝のサ終前最後のバレンタイン&誕生日で死んだ……。
いや、もう、これ、乙女ゲームですやん……。
この時に死ぬほど撮ったスクショが今もあります。
ほんのり恋愛って言っても、明確に恋愛!することはないんでしょ?と思っていたら、それは間違いでした。
アイチュウ運営はよく分かってる……。
最後に爪痕を残してくれました。
ありがとう。

アイチュウくんが恋愛要素で爪痕を残した(めちゃめちゃ個人的な意見です)後、アイチュウくんはサ終してしまったけど、オフライン版アイチュウとして、新しいストーリーとかの更新はなくなるけど、アイチュウという存在を残しておいてくれたのが運営は天才かと思いました。
ただ、アプリに生まれたからにはいつ無くなってもおかしくないし、オフライン版をダウンロードできる期間が決まっていたので、一生機種変できないと思っていました。
スマホくん、死なないで……と毎日スマホにプレッシャーをかけ、スマホブラック企業で働く並のストレスを受けていたことでしょう……。
でも、そこはアイチュウ運営くん。
Switch移植というハイパー天才なことをしてくれたので、おかげで救われる命がたくさんありました。
スマホも私も救われました。
本当にありがとうございます……。
これが本当のF∞F(ファイアーフェニックス)ってこと。

コンシューマー移植の何が天才かって、データを手元に置いておけること。
これで、いつ失われるか分からない未来に怯えなくて良いということ。
一度は思い出になりかけたアイチュウが、今として生きるということ。
本当に感謝しかない。
これからはアイチュウくんがいなくなるかもしれないという不安よりも、Switchがいなくなるかもしれないという不安を抱えることにはなるけど、任天堂さん、一生Switchを生産し続けてください。
よろしくお願いします🙏

こういうノベルゲームじゃないアプリの乙女系のゲームって、Switch移植は難しいのかなと思っていたのですが、アイチュウくんが移植を実現してくれて本当に嬉しかったです。
他のサ終した乙女系アプリもコンシューマー移植して永遠になってほしい。


■勝手にSwitch版アイチュウのセールスポイントをまとめました

①実質無料
通常版 8,580円(税込)
DL版 7,480円(税込)
と、他の乙女ゲー等と比べると少し高く見えますが、アプリ版アイチュウのカードのシナリオ(スカウト(ガチャ)で同じカードを2枚引くと見れる)を1つ見るのに2万かかることとかざらにあったことを考えると、今までのカード全てが収録されているのにこのお値段は無料です。
むしろ10万でも安い。
アイチュウ最後の折原輝のバレンタインに2万、誕生日に2万使った人間より


②無限ガチャ
Switch版アイチュウの何が天才かって、①の話と被るけど、アプリ版アイチュウが更新されてた5年の間に行われていたスカウト(ガチャ)で入手できたカードが追加DLCとか無しで手に入るということ。
ということは、Switch版を1本買えば無限にガチャが回せるということ。
これは特に意味はないけどガチャ回したい病の患者の治療にも役立つので完全に神の領域です。
本当にこれが8千円前後で買えるのはおかしい。
元取れすぎでは🤔??????


③男のホームセンター
アイチュウには本当に色んなタイプの男がいるので、好みのキャラが1人はいるはず。(たぶん)
お客様がお探しのタイプの男はアイチュウで見つかる可能性が高いので、一度アイチュウを見にきてください。?
この品揃えは実質ホームセンターと言っても過言ではない。
単独で輝けるキャラから、柚希(プロデューサー。恋愛ストーリーでの主人公)とのカップリングで輝くキャラまでいるので、キャラ×自分派の人も、キャラ×柚希派の人も楽しめるはず。


④相手×柚希が好きな人も安心して死ねる
意外とプロデューサーの設定が細かくあって個性がありますが、誰と接しているかによって、プロデューサーの雰囲気が変わるところも魅力。
基本的には相手×自分で楽しめるヒロインですが、プロデューサーと関係の深いキャラといる時は、ちょっと妹系?っぽい面もあって良い。
相手×柚希派の人には、黒羽・朔空・ランスロットがおすすめです。
↑の人達は柚希じゃないと成立しないCPだと私は思ってます。
特に黒羽×柚希は情緒がおかしくなるので本当におすすめ。(黒羽ソロ曲 …& ALL!! が色んな意味で天才)
でも、↑の人達以外といる時の柚希はどちらかというと無個性っぽいので、相手×自分派の人も楽しめるので人類みんな~HAPPY END~。


■私の推しの折原輝のこと

めちゃめちゃ光の男で元気がもらえるし、こういう人間性になりたいと思わせてくれる、私の人生の指標的な存在。
でも、光な面だけじゃなくて、闇もあるので、折原は人間なんだなって思わせてくれる。
アイドルとして推したい人にも、自分との恋愛として好きになりたい人にも、男女CP好きにもおすすめ。
とりあえず、全人類におすすめということです。

私は折原×柚希も好きですが、どちらかというとアイドルとして推してるけど、柚希にしか見せない面が好きでもあるので折原への気持ちが謎。

私が折原輝を好きになったのは、サーカスの時のカード(輝きのトラピーズ)。
それまでは折原のことはその他大勢という印象でした。
でも、このサーカスの時の折原の、美しさというのは見た目だけじゃなくて、諦めない気持ち……みんなに喜んでもらうために、誰かに良いなと思ってもらうために、ボロボロになっても努力し続ける姿……みたいな姿勢が好きすぎて。
そこから、農業のカード(泥だらけの美しさ)や、初期の方のカードのシナリオを見て、好きな気持ちばかりが増えていきました。
「泥だらけになっても、心が美しければそれは美しいのさ」(たぶん農業シナリオの台詞)とか好きすぎる……。
スタッフへの気遣いとか、誰に対しても平等に優しくて真っ直ぐで、(折原輝のカードシナリオの)柚希にとっても、折原は光なところが好き。
折原は人間がすごくできていて、自分も恥ずかしくない人間でありたいと、リアル生活で頑張る活力も貰っていたし、好きを越えて尊敬もします。
そんな折原にも、光の面だけじゃなくて、薄暗いところもあると知れるのですが(そこもめちゃめちゃ良い)、それは恋愛要素があるゲームだったからこそ知れたことだと思うので、何回でも言うけど、アイチュウに恋愛要素を入れよって企画してくれた人、ありがとう……。
天才ですか???


🐻ひとりごと💿️

アイチュウはカードシナリオがすごく良いと思っているけど、それだけじゃなくて、リズムゲームも好きなので、移植したらリズムゲーム要素は死んでノベルゲーみたいになるのかもと思っていたら、リズムゲームもそのまま移植してくれるということで感謝しかない。
移植してくれて本当にありがとうございます……。
しかも、アイチュウくんが生きていた時の全て(たぶん)のカードシナリオやイベントシナリオが収録されているのが天才すぎる。
これは無料の域を超えてる。
ありがとうSwitch版アイチュウの開発に関わったみなさん………。

アプリ版アイチュウくんが死んだ時はかなりショックで、でも、オフライン版を出してくれて運営さん天才かな?と思って、それだけでも十分だったのに、コンシューマー移植してくれたのが本当に天才……。
一生手元にデータを置いておける安心感ってやっぱりすごいです。
あとはSwitchの生産が終わらないことを祈るのみなので、任天堂くんよろしくお願いします。
アイチュウを永遠にしてくれてありがとうございます……。
Switchの画面にアプリの時のアイチュウの画面が映ってるだけでもう泣きそう。
ホーム画面のBGMとか、操作音を聞いてるだけで泣く。
すごい。本当に完全にアプリ版アイチュウが再現されてて全米が泣いた
アイチュウの開発に関わったみなさんが幸せになりますように😇
本当にありがとうございます……。

めちゃめちゃ個人的にですが、Liteじゃない方のSwitchでJoy-Conを外してプレイすると、スマホでプレイしてた時の記憶が甦ってきて最高に良いです……。

殺し屋とストロベリー Plus 感想

※ネタバレあり

タイトルの響きが好きなのと主人公のビジュアルがめちゃめちゃタイプすぎてずっと気になってたんですが、何故か買ってなかったので、Switch移植嬉しかったです。
ありがとう、ブロッコリーくん……。


🍓主人公
イチゴ(偽名)
スマホで筆談する乙女ゲー主人公はたぶんイチゴちゃんだけ。
見た目がタイプすぎてビビる。
めちゃめちゃ好みです。
イチゴのために殺ストを買ったと言っても過言ではないのですが、ここでイチゴの単体スチルいる?というタイミングでイチゴの単体スチルが大量に出てくるので、制作者側もイチゴを推してる空気を感じて、たまに真顔にはなった。

イチゴは乙女ゲームの主人公というよりも登場人物のひとりという感じで、バスタフェみたいな感じのポジションの主人公にしたかったという想いを感じるのですが、上手く説明できないけど、そういう感じの主人公でもなかった気がする。
ヒロイン単体というよりも、攻略対象×ヒロインのスチルを見たいので、そっちをお願いしますと思っていたら、ほとんどのスチルが攻略対象×イチゴだったので、それは嬉しかったです。

イチゴのビジュアルは可愛いけど、可愛い!が全面にくる感じではなく、可愛いけど可哀想な感じ。
ヒイロノカケラの沙弥が好きな人はイチゴも好きそう。
イチゴの立ち絵はないけど、代わりにあるスマホの立ち絵(?)が斬新で笑った。


🍓キャラ別感想(プレイ順)

・ツキミ
イチゴがツキミを好きになったのは、ヤバい施設から保護してくれて優しくしてくれたからということでギリギリ納得できる(作中でも指摘されてるけど、それでもストックホルム感はある)のですが、ツキミがイチゴを好きになった理由が謎。
はっきり恋に落ちた瞬間はここですと説明してくれて、その瞬間のことは分かるのですが、それ以前が謎。
分かるようで分からないような???

ツキミがイチゴに恋愛感情っぽいものを持ちだした経緯がよく分からないせいで、ふたりの年齢差がまあまああるから、ツキミがロリコンぽく見えてたまにしんどかった。
でもそれ以上に、会話らしい会話をしてないのにいつの間にかイチゴを好きになってて、ツキミと良い感じだと知ると一時的に態度が悪くなったアモンの方があれ。
アモンがあれな反動でツキミのロリコン(仮)は些細なことのように感じられたのは良かった。
ありがとうアモン……。


・イヅナ
ツキミルートで恋愛過程が分かるようで分からないようで分かる……???みたいな感じだったのですが、イヅナもそれに近い。
ツキミの時もそうでしたが、本編では声が出ないまま終わったイチゴが後日談で声が出てて、謎のショックを受けた。
スペシャルエーの芽とか、たまに喋るけど基本は筆談の女子が好きなので、イチゴが完全に喋るようになったことは良いことのはずなのに素直に喜べないんですが……。
イチゴは基本筆談なので、ある意味フルボイスみたいなところがあったのですが(?)、それも崩壊して私に謎のダメージ。
イヅナ本編最後のアモンの屋上からのあれに、そうなった過程も理由もいまいち謎なのに何故かときめいてしまった。


・アモン
ツキミルートで突然イチゴを好きになっていて、なんだこいつ???見た目だけで選んでるんか……?と思っていたアモンですが、自分のルートではイチゴに惹かれたきっかけっぽい場所が結構明確にあって良かったです。
でも、ツキミルートのアモンを批判してるけど、私もイチゴの見た目に釣られてこのゲームを買った人間なので完全にブーメラン。
私はアモンだったということ。???

外出できないイチゴを外に連れていくための条件として、武器を持たずに外部との連絡も取れないようにすることと言われたアモンが、いつ殺されるか分からない身で武器を持たないのは厳しい条件のはずなのに、「それだけでいいなら、全然OKです」と言ったのが特大の愛……。
アモンはイチゴに好意的なので優しく見えるけど、一般社会の中では別に優しい人ではなくて、誰であっても殺せるような人なのに、少しずつイチゴへの気持ちが同情から愛へ変わっていくのが良かった。

あと、このルートの何が良かったかというと、イチゴからアモンへの暗くて重い特大の愛。
どこか壊れているふたりがお互いに依存していく流れも好きすぎたし、アモンと一緒にいられる時間なら、それがアモンが人を殺す瞬間であっても良いというイチゴの激重台詞が好きすぎる……。

そして、後日談が最高すぎた。
ツキミ、イヅナは本編との補完的なところはあるけど、最後は普通にハッピーな終わりだったのに、アモンはもはや後日談も本編で、このルートではイチゴの声が戻らないままなのですが、その理由が最高。
アモンルートのイチゴ、タクヨーさんのスイクラとか月影のヒロイン的な重さを求めている人におすすめすぎるんですが……。

個人的にアモンルートがすごすぎて、この時点で殺スト買って良かった~完~という気持ちになりました。
これは本当にすごい……。
ありがとうブロッコリーさん……。


・長谷川
ここにきて初めて白川がロン毛なことに気付いてビビった。

長谷川ルートは時々スチルがコラージュ(?)だったり、NHKみたいな回想(?)になったりと、演出が凝っていました。

長谷川が突然、台詞の最初に頻繁に「ま」を付けるようになって、これはこういう風に演技してるんだなと思っていたら、本当にそういう口癖にいつの間にかなってしまっていたぽくて笑った。
でも、後日談ではその口癖は死んでいた……。
どういうことなんですか……???

長谷川の性格と口調が三段階くらい変化したり、何が起こっているのかよく分からなくて混乱しているうちにハッピーエンドになっていて私は困惑したまま終わってしまいました……。
長谷川の後日談で明確なイチゴの正体バレがあるので、長谷川後日談は最後の方に見た方が良いかも。


・クラマ
このルート、序盤から確信に迫る内容なので、最後の方にプレイした方が良い気がします。
攻略制限かけといた方が良いレベル。

クラマのこと、勝手にマッドサイエンティスト系かと思っていたら、普通に優しくてビビる。
優しすぎて普通の幸せを求めそうになるんですが……。

クラマとイチゴの静かにお互いの心を知っていく感じがすごく良かった。
何か特別なことがあるわけではないけど、閉鎖的な空間で、消毒液のにおいがする場所で、同じ時間の中に一緒にいて、手探りながらも交流していくふたりの空気が好き。

好きになったきっかけとか、ここでこういうことがあったから好きになったとか、好意を抱くことに私は理由を求めていた気がするけど、人を好きになるのに理由なんていらなくて、ふたりで過ごした時間の中で芽生える気持ちがあるって、クラマ×イチゴが教えてくれた。

ツキミ・イヅナ・長谷川の時は、イチゴの声が出るようになったら、またこの流れか……陳腐……とか思っていたんですが、クラマルートでイチゴが声を出したい(けど、出てほしくないという気持ちの揺れも良かった!)と思うようになって、クラマも読唇術を勉強するという流れがめちゃめちゃ良かった!
告白シーンも良すぎた……。

何が悲しいわけでもないけど、このルート気が付いたら泣いてた。
ただ、最後のキスシーンはめちゃめちゃ個人的にですがいらなかった気がするし、ラストのシルバニアどーん!はたぶん感動シーンなんですが、ちょっと笑った。


・ノイン
あだ名が【ノイさん】で、土井さんみたいなアクセントで呼ばれていたので、なんか日本感ある……と思っていたけど、よく考えたら殺ストは日本が舞台だった。

恋愛過程はいまいち分からないけど、ノイン←←←←イチゴ、みたいな状態は可愛かった。
ノインのイチゴへの態度が、精神的にしんどくなってる人にするものじゃなくてちょっと……と思ってたけど、お出かけイベント前後から怒涛の萌え。

ノインはバッド(?)がめちゃめちゃ良くて、最後の演出が良すぎてビビった。
なんとなくぼかすんだろうなと思っていたことが、あんな形で明らかになる流れがすごい。
もはやこれの後日談が見たかった。

でも、ハッピーエンドの方は、これがハッピー扱いになるのもよく分かる。
ノインルートでタイトル回収したり、ノインのハッピー&バッドはノイン×イチゴのスチルを複数使いしたり、バッドの内容が充実してたり、ノインだけエンド曲がフルで流れたり(他の人は1番だけ)、エンド曲の綺麗だねのところが1人だけホワイトアウトだったり、すごい優遇されてて謎に嫉妬した。


🍓1周年SSを令和4年にファミプリで出してくれたブロッコリーさんが天才だという話

殺スト1周年の時に受注でSS本(&その他グッズ)が出てたと知って、もっと早く殺ストやっとけば良かった……と思っていたら、ブロッコリーさんが1周年本のSS&2018バレンタイン・ホワイトデーメセカ(メセカの方は公式HPに載ってるテキストと同じ内容)をファミプリで出してくれたので感謝しまくりでした。
ありがとうブロッコリー様……🥦
後から嵌まった人にも優しくて好き。

アモンはまさかのあの時の話でビビった。
コンビニでプリントして良い内容ではない。
警察に見つかったら逮捕されそう🚓
でも、アモンからイチゴへの最大級の愛を感じる内容で最高でした……。
アモンはこういうことでしかイチゴを守れないと思っているのも良かったし、〆方が一見平凡ぽく見えてそうじゃないのが良……。
すごく愛を感じた。

他の人は月影ができるきっかけになった出来事だったり、本編であの人の心に残り続けている傷のことだったり、かなり重要なシナリオばかりで、もはや本編でした。
ゲーム内に入れて良いレベル。
SSの質がかなり良かったので、常にファミプリに置いておいて、全人類がいつでも印刷できる環境にしておいてほしい。


🍓まとめ

後日談を含めて1人3時間くらいで終わる殺スト。
短めなプレイ時間ですが、疲れた現代社会にはこのサクサク感が逆に良いかもしれない。
平日に仕事が終わってからゲームしようと思ったら、メンタルによってゲームをする体力がない時があるのですが、1人3時間くらいで終わることが分かっていて攻略も簡単なノベルゲーだと、ちょっとだけやろうかなという気持ちになるし、ほぼ何も考えずにプレイできるので、私はこういうサクサクゲーも必要だし好きです。

だいたいの流れは全員同じで、この後はこういうイベントが起きるなと予測できてしまうところはありますが、同じ流れでもキャラによって対応が違うので、すごくダレるということはなかったです。
ただ、恋愛過程とか心の動きがルートによってよく分からなかったのが残念。
展開が突然に感じることもキャラによってはあった。
キャラによって、シナリオの出来に差がある気がする。
すごい個人的にですが、アモン・クラマのシナリオは丁寧だった印象です。
あと、ノインの後日談も良かった。

バッドの内容がノイン以外全員同じような感じで、特に目新しい感じもなく、何故か高確率でイチゴの単体スチルが出て終わっていたのがちょっと残念でした。
もっと、攻略キャラ×イチゴ感のある、心に残り続けるバッドが見たかった。
でも、ノインのバッド(?)は良かったのでおすすめです。

基本的には喫茶店内(月影(拠点)のビル内)でストーリーが進行していくので、分かりやすい殺し屋要素は少なめですが、イチゴのポジションではこれくらいの情報しか入ってこないというのも分かるので、その辺りは特に何も思わなかったけど、アーメンノワールみたいな常に殺すか殺されるかみたいな殺し屋要素を期待していると肩透かしかも。
殺し屋要素を求めている人には1周年SSをおすすめしたいけど、期間限定のものだったのでおすすめしにくい……。

殺ストは本編だけでは正直消化不良なところがあって、プラス(Switch版)で追加された後日談を含めてシナリオが完成されているところがあるので、今からプレイする人は絶対にSwitch版をプレイしてください。
Vita版しかプレイしてなかったら、これで終わり?となるところがあるので。
もはや本編な後日談のシナリオの質が良いので、後日談を見るとFDがほしいという気持ちになります。

イチゴはハッピーエンド後、攻略キャラに頼る生活をすることになるパターンが多いのですが、攻略キャラの死後、イチゴがひとりで生きていくためにどうするか?とか、結構しんどいところに踏み込んでいるシナリオもあって、そういう妙に現実的な要素を組み込んでくるところが好きでした。

個人的な感想ですが、アモンルートのアモン×イチゴが最高だったのでみんなに見てほしいです。
他ルートのアモンはちょっと苦手というか、しんどいなと思うことが多くて、そこも良いとは思ったけど(ノインルートのアモンが胃痛レベルでしんどかった)、やっぱり自分のルートが一番輝いてた。
アモンルートはアモンも良いけど、イチゴが良すぎる。
他ルートを見ると、アモンルートはこれで本当に幸せなのか?という疑問は出てくるけど、どこにいても、何をしていても、ふたりが一緒なら幸せだということ……それはまわりの人にどう思われていても関係ない、という強い気持ちを見せてくれて感動した。

クラマ×イチゴの静かに深めていく愛も好きだったので、光を求めている人にはこっちのCPをおすすめします。

OPもすごく好きなのですが、主人公視点の歌詞なのが珍しくて良い。
イチゴっぽい、静かに問いかける感じのメロディーが好き。

EDは何が幸せかは自分で決めるという感じのイチゴの静かな決意っぽくて、これも好きです。
特に
「あなたを秘(かく)してしまう夜明けならいらない」
が、(ほぼ全ルートの)イチゴが攻略キャラに対して思っていることの全てで、すごく心に響く。

またアモン×イチゴのテキストが読みたいので、ブロッコリーさん展開お願いします🙏

大人の初恋、はじめます(Switch) 感想

※ネタバレあり

なんでか知りませんが突然私の中で幼馴染みブームが来てたのと、現代ものがやりたすぎて始めたゲーム。


■だいたいこんな話
6年前、高校生の時に初恋の人にフラれて、そのショックを引きずったまま社会人になった主人公(24歳)。
ある日、主人公の会社で初恋の人が働くことになり、主人公は流れで再告白するのですが、初恋の人がなかなか💩な発言をしてきて……!?
でも、この💩を反動に、最近再会した幼馴染みとの距離が近づいて……!?

という話なのですが、↑の設定なのに、主人公に普通に元カレがいて困惑した。
あと、初恋の人はアプリ版で攻略できるタイプの💩なので、めちゃめちゃ💩というわけでもないです。


■キャラ別感想(プレイ順)
攻略キャラ全員、主人公の幼馴染みです。

・誠
みんなのお兄ちゃん的存在。
なんやかんやあって同居することになって、開幕、空中に浮いたポメラニアンが出てきたときはボルテージのお家芸知能のある動物出たー!と思ったけど、立ち絵が小さいから空中に浮いてるだけの普通の犬でした。

誠はひたすら良い人なので、時々出てくる初恋の人の💩さが際立ってた。本編では。
本編以降は初恋の人は💩枠ではなく、自分も攻略対象なんで……みたいな顔をして普通に他の幼馴染み達と一緒にいたりするようになるので、若干なんだこいつ……という目で見てしまう。

ずっと初恋の人が好きだった主人公が、誠を好きだと意識していない時のモノローグ
【なんでだろう。マコ兄の褒め言葉が一番心に響く】
みたいなのが、なんかめちゃめちゃときめいた……。
無意識のらぶ……。すごく好きです……。

主人公のことをずっと想ってきた誠が主人公と結ばれて、結婚を考えるようになって、元気に幸せに暮らす姿には謎の感動しかないし、マコ兄末永く健康に暮らしてねという気持ちになるし、もしかして私、誠に感情移入してた……?
私は誠だったのかも?????(?)


・陸
誠の弟で主人公の元カレ。
主人公は昔から今まで初恋の人一筋だと言っていたのに、なんで陸と付き合ってたんですか???と疑問だったのですが、誠ルートで誠は主人公のことが好きだけど主人公のことを忘れるために別の女の子と付き合ってた時期があるので、誠のおかげで、そういうこともあるか……という気持ちでルートに入れたのは良かったけど、誠のことを考えると本当に胃が痛いルート。

映画や食べ物などの好みやテンポが主人公と全然合わない陸。
主人公と好きなものが似ていて、同じものを好きな気持ちを共有できるのは誠。
だけど、全然自分の好みじゃないのに、高校生の頃、主人公が話していた好きなドラマの話を、実際にドラマを見ていた主人公や誠よりも正確に覚えていたシーンでときめきすぎて死んだ……。
あの静かな
「会えないよ、東京駅では」
がヤバすぎた……。
まあ、ボイスはないんですけど。???

陸と主人公の関係が完全に【ふたりはNS】……。

ふたりは NS

ふたりは NS

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わたしが右ならきみは左
いつも合わない意見
でもね なんかね 不思議だね
君の横が一番落ち着く

↑この歌詞、陸×主では????
時を超えたテーマソングなんですが???(超個人的な意見です)

↑までは陸に萌えてて、好きな女の子が義妹になる誠のことを考えずに済んでいたのに、プロポーズ編で胃が死んだ……。
なんでこんなことするんですか……????
マコ兄と私のことはもう放っておいてください……。???
プロポーズ編のあらすじの時点で、陸と主人公と誠の三角関係の結末とは……?みたいな感じだったので、その時点でもうやめて……という感じだったのですが、本当にツラい……。
でも、陸と主人公がすれ違って、ワンチャンあるかもみたいな気持ちで告白するとかじゃなくて、一生言うつもりがなかった主人公への想いを、落ち込んでいる主人公を励ますために告げるのが好きすぎる……。

ここまでで誠が性格良すぎてなんかもう無理な気持ちと、三角関係に決着がついてつらすぎる気持ちで情緒不安定だったのですが、その後の陸の「そろそろ同じ名字にならない?」で、恐らくシナリオライターさんが想定しているのとは違う意味で死んでしまった……。
誠とも同じ名字になるの、誠のこと考えたらツラ……。
誠に感情移入しっぱなしなんですが、このゲーム何???
誠が主人公????
誠が私で、私が誠????(?)
マコ兄本当に幸せになって……。
マコ兄の健康と幸せを祈ってます……👼


・一弥
主人公とは犬猿の仲。
そんなふたりが恋人になる……みたいなのはすごく好きなんですが、昔、一弥がやらかした、主人公が一弥のことが苦手になった出来事がなかなかにあれでちょっとびびった。
でも、犬猿の仲だけど、場合によってはお互いをかばってるのは萌えました。

このルート、一弥自体がどうとかではなく、ミスとか気になるところが多くて、ちょっと引っ掛かることが時々あったのが残念でした。
良い感じのシーンで、一部表情の2番目にアップの一弥の上半身(説明下手でごめん)が途中で切れて宙に浮いてるように見えるミスは笑う。
ここまでシナリオに矛盾とかなかったと思うんですが、(たぶん)陸のルートではドッグイヤーという言葉を普通に使っていた主人公が、一弥ルートではドッグイヤーが何か知らないことになってて、ルートごとに矛盾が起きてて気になりました。
お風呂の背景が出ても何も演出とかなかったのに、テキストでお風呂に入った描写をした途端に湯煙アニメ演出してくるのもちょっと笑うし……。

突然一弥の部屋から銃を持った男が出てきた事件、かなりヤバいのに、意外とあっさり終わって笑う。

一弥と喧嘩した主人公が同棲してる家を飛び出した時、追ってこない一弥にショックを受けていたら、主人公が行きそうな場所に先回りしてたのは萌えた。


・ヒロくん(現時点でアプリでのみ攻略可)
主人公の初恋の人。
至極の男の元旦那みたいに、攻略できないタイプの💩かと思ってたら、攻略できるタイプの💩でびびった。
自分ハイスペです!みたいな空気を纏ってて腹立つけど、ハイスペ目当てに近寄ってくる女は苦手で、とりあえず全員クルージングデートに連れていって~完~させるらしいので、それならハイスペの空気を纏うなとキレた。
婚活パーティーでハイスペ男子限定みたいなパーティーに参加してそう。(ど偏見)

ヒロくんは私のタイプの男ではないのですが、片想いする女の子が好きすぎるので、主人公の長年の片想いが報われるのが最高に感動したのでカプとしては好き。
でも、ヒロくんと一緒にいて主人公がずっと幸せでいられるのかというと不安はあるし、自分の友達にこの人と結婚します!とか言ってヒロくんを紹介されたら、あれ?この男……なんかありそう……?と思ってモヤモヤする気がする。

でも私は何故かヒロくんのことをヒロくんと呼んでいるので、実はヒロくんのこと、そんなに嫌いじゃないんでしょうね。?
何故かこういう男のことが気になってしまうところはある。


・タカ
主人公の家の扉を主人公じゃなくて綾斗が開けたところで、なんかすごい萌えたんですが……。
マコ兄に感情移入しすぎて忘れてたけど、よく考えたら綾斗も自分以外のルートでしんどい人でした。
なんで私はマコ兄に憑依してたんだろ……。

このルート、綾斗の彼氏面マウントがすごい。
タカと主人公がお互い気になってるっぽい状態で、タカと主人公のデート帰りに偶然遭遇した綾斗が、主人公の部屋に忘れ物したから取りに行くとか言い出したのヤバすぎて、思わずこのシーンのセーブデータつくりました。
付き合ってるわけじゃないのに主人公の部屋に私物を置いてるのもヤバすぎた。

綾斗のマウントに興奮してたら、その後、タカのことが好きな女から主人公がマウント取られてて、マウントってこうやって巡りめぐってくるんだなと思いました。?
紅白マウント合戦でこのルートヤバ。

タカの実家で同棲することになって、タカの両親&妹も一緒に暮らすことになったの、私は気まずさ半端なかったんですが主人公は普通にしててすごいなと思いました。

でも、タカの妹(小6)が可愛くて最高にハッピー。
ギャルゲーでは結構な確率で主人公の妹or妹ポジション推しになりがちなので、可愛い妹が見れたのは良かった。
天神乱漫の佐奈とか、プラマイウォーズの実乃璃とか好きです。
可愛い妹のおかげでマウント女と戦えたのでありがとう……。
妹ちゃん超有能で、最終的に妹ちゃんがマウント女を成敗してくれたので感謝しかない。


・綾斗
綾斗と主人公の距離感がめちゃめちゃ良いです……。
まわりの人から、付き合ってないけど主人公は綾斗のものだと思われてる関係、新しい幼馴染みの形で好きなんですが……。

綾斗に教えてもらったモテテクを綾斗に使う主人公に萌えた……。
綾斗は一般女性(主人公)との交際を宣言して、付き合うのはOKみたいな空気になり、わりと堂々と街中でデートしたりしていたふたりだったのですが、同棲は事務所NG出たのなんで?
この流れだと綾斗もいつかは結婚するし、結婚したら同棲どころではないのでは?

綾斗自体は良いのですが、私が求めていたのはたぶん、タカルートの時みたいな、主人公の彼氏面マウントを取る綾斗だったんだと思います。
何故かタカルートの綾斗の方が萌えた。


■好きなところ

・ボルテージ作品ネタが多め
偽りの君~のアイドルグループ名が出たり、悪キスや至極、2LDKと同じ背景が使われていたりして、ボルテージ作品はたぶんほぼ全部同じ世界観なんだなということが分かって、ちょっと楽しかったです。
タクヨーやハニビであった、いくつかの作品の世界観がつながってるみたいな感じ。
知ってる作品が多ければ多いほど楽しいと思います。


・BGMが好き
良い感じの時に流れる

てーん↓……てれれれーてれれれれれーてれれれーてーん↑てれれー↓てれ、れれれ↑れー……
てれれれれれれれてれれれれれれれてれれれれれれれれ→れ↓……てーん……

みたいな曲(説明できない)も好きだし、大人の初恋のテーマ曲(たぶん)も良い曲だし、ボルテージさん作品でサントラをつくることがあれば、大人の初恋の曲も入れてほしい。


■まとめ
このゲーム、私は何故か誠に感情移入してしまって、誠が主人公みたいになってた。
更に、何故か誠ルートの誠よりも他のルートでの誠のことが気になる……みたいなことになっていて、自分の気持ちが謎でした。
ヒロくんもなんだかんだ言って嫌いじゃないし、綾斗の彼氏面マウントみたいなのとかこのゲームでしか見れないし、楽しかったです。
誠、ヒロくん→←主人公、タカルートの綾斗が良かったなと思っているのに、何故か心に残り続けているのは陸の「会えないよ、東京駅では」なので、自分で自分の気持ちが分からないです。

2年熟成させていたネルケクリアおめでとう&ありがとう会場

ネルケと伝説の錬金術士たちの私の記憶です。
ロータス×ネルケ関連のネタバレ有
※この話、めちゃめちゃ長いけど、得られるものは特にないです


最初にプレイしたのは2019年9月、最後にプレイしたのは2020年10月で積んでいたネルケと伝説の錬金術士たち。
私は男女カプを求めてアトリエをプレイしている人間で、一部アトリエのほんのり恋愛……みたいな雰囲気がすごく好きなのですが、何故かアトリエをプレイしていると途中で積んでしまう病気なので、途中でやめたアトリエがネルケの他に2本あります。(ロロナ、エスカ&ロジー)

そして、更に怖いのが、男女CPに期待して買った新品未開封アトリエも3本ある(アーシャ(キースかアーニーとアーシャのCPに期待して購入)、シャリー(ロジエスがあると聞いて……)、リディー&スール(双子とコンビネーションアーツとかいうカップリング技してる男とのCPに期待して……))ということ……。
こっちもやりたい。
この状態なのに、更にルルア(ステロロとオールルに期待してる)も買いたくて誰か助けてほしい。

ロロナもエスカ&ロジーネルケも全部ほんのり恋愛要素でめちゃめちゃ楽しくて、プレイしている時は毎日時間がある限りプレイするくらい好きなのですが、なんか突然難しくないですか?みたいな要素にぶち当たると突然積んでしまう。
エスカ&ロジーは突然めっちゃ強い敵が出てきて倒せなくて積んでて(でもロジエスがびっくりするほど萌えるのでクリアしたい)、ロロナはもはや覚えてないんですが何かがすごく難しくて積んでて(でもロロナの萌えるカプが複数あるのでクリアしたい)、ゲームシステムそのものを否定しててこのゲーム向いてないんですがネルケ経営管理がしんどすぎて積んでて、でもまぁ、アトリエは死ぬまでにクリアできればいいいかなみたいな気持ちでした。
が、老後、老人ホームでアトリエをやるのは絶対脳の衰え的にきついし、萌えるカプは早めに知っておきたいので急遽ネルケを再開することに。

経営管理がしんどすぎて、1ターン1ターンに本気で苦痛を感じていて、リアルの仕事よりしんどくて辞めたい……辞めます……~そして数日後~を繰り返して、ついに積んでしまっていたネルケ
2年ぶりに起動したら87ターン目で止まっていたので、(100ターン目でクリアなので)あれ?ここまできたらいけるんじゃ!?と突然希望の光が射し込みました。
あとは100ターン目を迎えるだけの状態になっていて、これより前の方が課題とかやることがたくさんあってしんどかったはずなのに、なんでここで積んでるんだろ?と思ったのですが、たぶんこれより前のしんどいパートがしんどすぎて力尽きたんだと思う。

ネルケは1ターンの中に平日と休日が1回ずつあって、平日に作物やアイテムを作る指示を出したりして、休日に交流や戦闘や新しいアイテムの開発などをします。
休日に新しいアイテムを作るには必要な素材Aがあって、その素材Aは平日にしか作成できなくて、その素材Aを作成するために必要な素材Bがあって、その素材Bは休日に戦闘(調査)して行ける場所を開拓していった先でしか取れない……みたいなのが大量にあって、休日にこの素材を作りたいから必要な素材を平日作ろ~と考えるまでは良いのですが、戦闘とか何かを間に挟むと、平日になった時に自分が何をしたかったのか完全に忘れていて、あれ?何かやることあった気がするけどなんだったかな……???気のせいか~→休日パートで思い出すというのを私は永遠に繰り返してた。
更に私の脳的にキャパオーバーなのが、これ+何ターン目までに売上いくら以上とかクリアしないといけない課題がある+いつまでに何を何個作らないといけないミッションみたいなのが突然挟まる(失敗するとなんか大変なことになる)ので、本当にしんどかったし、何回もネルケのプレイを辞めた。

リアルに経営管理してる人も、ネルケを一気にプレイした人も尊敬します……。
これは連続でプレイすると気が狂う。
私のネルケの総プレイ時間は50時間程度と、すごく長いというわけではないのですが、永遠に感じられる時間が結構あったし、この約50時間の中の2時間くらいは確実に白目を剥いていた時間。
このターン中に何かをやらないといけないはずなのに何も思い出せなくて平日パートで画面を見つめたまま気絶して、我に返っても何も思い出せなくて休日パートで思い出す……この無駄な時間が長すぎた。

2年ぶりに復帰したネルケで、なんとかトゥルーエンドを迎えたのですが、87ターン目で、何故かレベルがなかなか上がらないことをようやく疑問に思い、ここにきて戦闘を始める前にいくらか投資すると経験値を多くもらえたりすることを知って倒れそうになりました。
今まで結構戦闘してたはずなのにレベルがなかなか上がらないな……とは思っていたのに何か原因があるとは思わなかった私は何???
でも、ここで気付けたおかげで87ターン目からでもなんとかパーティーのレベルを平均50くらいまで上げることができたので良かったです。
あと、休日にアイテムの研究をすると、戦闘の時に使えるアイテムがパワーアップすることを87ターン目で知ったし、私はめちゃめちゃ色々遅れてたけど、それでもギリギリなんとかなって本当に良かった……。

私みたいな低レベル戦闘ポンコツ勢の方がいらっしゃるのかは分かりませんが、低レベルでもトゥルーエンドを諦めたくない人へ以下情報共有します。
ラスボス戦の時のパーティーはこんな感じ↓
ネルケ53
ロータス50
・アーシャ52
エスカ51
シャルロッテ47

これで運とごり押しで勝ちました。
10回はやり直した。

私は常にローネルを見たかったのでロータスをパーティーに入れていましたが、うちのロータスはすぐ死んでいたので、違う子をパーティーに入れても良いかも。
あと、うちのシャルロッテもすぐ死んでた。

私はネルケとアーシャ頼りの戦い方をしていたので、とにかくみんな死んでもネルケかアーシャのどっちかだけは死なせないように頑張っていました。
序盤では緑のゲージ(ドライブ?)を錬金術士メンバーは5まで、ネルケロータスは3~4くらいまで貯めてから大きめの技とかアイテムを使うようにしていました。(ゲージが貯まっているほどそのキャラのターンが早くまわってくるって、この時初めて知った)
でも、うちのパーティーの切り札はアーシャだったので、とにかくアーシャにだけは死んでほしくなくて、ネルケのゲージが2まで貯まったら最初はアーシャにプロテクションを使ってHP継続回復状態にしていました。
単体の蘇生アイテムは必ずアーシャに使用。
パーティーが全体的に死にかけたらアーシャの全員蘇生&全回復技か、ミストエリキシルを使っていました。
でも、ミストエリキシルは1回しか使えないので、ほぼアーシャ頼り。
そうやってなんとかしていると、エス
が勝手にいい感じに攻撃&回復してくれるので助かりました。

最後の方は必死すぎて、なにがなんだか分からない感じでしたが、ここまできたら負けられないのでラストは必死に攻撃技を繰り返していました。
最後の方は攻撃アイテムも毎ターン投げた。
私はラスボスを倒すのに10回くらいやり直したけど、一番ショックだった負け方はラスボスのHPが残り99になって、これはいけると思っていたら、何故かラスボスが連続で何回も大きめダメージの攻撃をしてきて死んだ時。

あの時は、本当になんでこんなことするんですか?それがあなたのやり方ですか?と、人みたいな光ってる竜のラスボスにキレまくった。
このラスボス、何故か最後の方?になると連続で攻撃してきてキレるんですが、私が勝った時は何故か途中でアーシャの防御力がめちゃめちゃに上がってて、ダメージ1とかしか受けてなくて、そのおかげでアーシャ以外全員死んでいてもアーシャの蘇生技が使えてなんとかなったのですが、これもなんだたんだろう……。
私は戦闘が野生の勘すぎて謎でしたが、倒せて良かった……。

経営管理とか、ここまで本当にしんどかったけど、しんどい思いをしてでもクリア後(ラスボス撃破後に任務延長を選択)追加DLC(エクストラストーリー)のロータス×ネルケは見る価値があります!!!!
ローネルに嵌まるだろうと見越した2019年の私が既にエクストラストーリーを買ってくれていたので、ラスボス撃破後すぐに追加のローネルが見れて良かったです。
ありがとう2019年の私……。

本編でもローネルはほぼ乙女ゲーでしたが、エクストラストーリーでは完全な乙女ゲーになっています。
明確な愛も恋もあったので、これはもはや恋愛。
ロータス訪問イベントが全部天才すぎて、ローネルのやり取りを全部スクショするレベル。
ロータスネルケのどっちかがひと言喋るたびに、え!こんなところまで見せてもらっていいんですか!?という気持ちだったし、たぶんリアルに声も出てて近所迷惑でした。
私はひとりで喋りまくっているフルボイスなのに、ローネル(というかエクストラストーリー)はボイスなしだったのはちょっと寂しかった。
でもそんなことはもはや関係ないくらいに天才的に萌えるシナリオで本当に!良かったです!!!!
ネルケのプレイを諦めなくて良かった……。
ロータスネルケの些細なやり取りにも萌えるし、ふたりが一緒にいるだけで最高すぎた。

ロータスの全訪問イベントが最高なのはもちろんなのですが、DLCの本編っぽいシナリオ(ターン経過で見れるパメラのシナリオ)もローネルベースで天才すぎた……。
ロータスネルケの掛け合いのテンポが好きすぎて一生聞いていたかったし、ロータスがいない時のネルケネルケがいない時のロータスも完全にローネルベースで最高でした。
まわりの人からみてもロータス×ネルケが固定っぽい発言が所々にあって、ローネルのやりとり以外でも萌える所がいっぱいあって、アトリエでこんなに明確な恋愛を見せてもらっていいんですか!?とビビりつつも感謝の気持ちでいっぱいでした。
ありがとうガストちゃん……。
ガストちゃんのおかげで救われた命がここにありました。
乙女ゲーの男女CPも好きだけど、一般ゲーの男女CPでしか得られない何かがあるので、ガストちゃんには感謝しかない。

エクストラストーリー訪問10の後の爆萌え天才スチルイベントのネルケの台詞とロータスのモノローグが交互に出るところ、天才&最高すぎてずっと、え!何これ!?って言いまくってたし、なんか気が付いたら泣いてた。怖
ネタバレなので詳細には言えませんが、私、こういう言い回しが好きすぎる……。
例えると、アニメ版マジきゅんルネッサンス最終話のある部分の小花ちゃんの台詞(モノローグ?)の言い回しに似てる気がする……。
こういうのに本当に弱い。
そして、ここのBGMが天才的に合いすぎてて余計に泣く。
最高すぎたので映画化してください。
これが映画館のスクリーンで流れたら大号泣する自信があるし、毎週見に行きます。

いつもロータスに生きる上での目標や自分の行動理由みたいなものをもらっているネルケと、ネルケと出会ってから世界が色づき、ネルケの幸せのために生きると決めたロータスは、ふたりともまわりの人から見たら、それぞれが自立していて、別々にいても生きていけるように見えるけど、実際はふたりともお互いだけが自分の世界なのが良かった。

しっかりもので誰からも好かれていて、不自由なんて何もない恵まれた暮らしをしているように周りからは見えるネルケですが、まわりに凛とした態度を見せるためにはどこかで自分らしく素の姿でいられる場所が必要で、ロータスしかその場所になることはできないと、ロータスが気付くシーンが本当に天才すぎて泣いた……。

身近には幼い頃から一緒にいる信頼できる幼馴染み兼メイドさんもいるし、まわりにも人がたくさんいて、みんなから好かれているけれど、本心を打ち明けたり、冗談を言い合ったりするような関係は領主の娘という立場上、誰とも築けていなくて。
ロータスが自分から離れていくと知った時のネルケの「私を一人にしてどこかへ行かないで」という言葉から、まわりに自分を慕ってくれる人がたくさんいても、本当の意味ではネルケは孤独だったこと……ロータスがいると孤独じゃなくなること、ネルケの寂しさを埋められるのはロータスしかいないことが、ここにきて初めて分かって泣いた……。
そして、↑が全部私の妄想じゃなくて公式なのが本当にありがとうございますしか言えない……。

相手に光を求めるカプが好きすぎるんですが、ロータスにとってのネルケも、ネルケにとってのロータスも、お互いがお互いの光で、相手がいなくなると生きる意味や自分のアイデンティティを失ってしまうくらいの存在なのが好き……。
これが本当のふたりでひとつ……。
しかも、ロータスからネルケへの気持ちの方が強いように見えて、実際のところはネルケロータスを心のよりどころにしていて、自分の前からいなくなると知ると、自分の持っている立場や生活を捨ててもいいと思うほどの想いだったのが好きすぎた。

それから、ローネル好き必携のこれ↓

ルシュターム解体新書。
2019年の私がネルケエピローグポスターとかいう天才ローネルポスター2種類と一緒に買っておいてくれた本なのですが、これがまた天才ブックすぎる。
ネルケと伝説の錬金術士たちで萌えたシナリオを見返そうとすると、どのセーブデータで何をしたら見れるシナリオだったか記憶から消えててよく分からないし、かといって、もう一度プレイし直す気力もないのですが、この天才ブックにはシナリオのプロット的なものが載っているので、この本を見るだけで全てのローネルの記憶が甦ってきます!
この本を作ろうって企画した人、天才かな???
全てのRPGでこういう本作ってほしい。
しかも、この本に載ってるテキストには、本編には無かった地の文的なやつもあって、それも天才すぎる……。
この本でしか得られないローネルがここにあります。
でも、この本には全ての台詞が詳細に載っている訳ではないので、その辺も全て見たかったなと思っていたら、2019年~2020年の私が、ローネルのやり取りや関連イベント全て(+クノミス、ロジエス等、男女CPの波動がするもの全て)のスクショ(約2000枚)を撮ってくれてたのでさすがすぎた。
もし、今からプレイする人がいたら全ローネルイベントのスクショをおすすめします。
スクショ+ルシュターム解体新書で全ての記憶が戻ってくるので。

ルシュターム解体新書には本編シナリオだけでなく、DLCのエクストラストーリーのプロット的なやつも載っていてさすがすぎるし、ロータスネルケの出会い等の過去の話も挿し絵付きで載っていて、これが本当の天才ノーベル爆萌え男女カプ永久保存賞だと思いました。
こんなにも天才な本なのに、お金で買えるっていうのが本当にすごい。?
国宝級ブックなので、どこかの博物館に展示されていてもおかしくないのに、お金で買えるんですか????
まだ持ってない人はガストちゃんに在庫があるうちに買っておいた方が良いですよ……。

ライザに主人公の恋愛要素が無さそうで死んでいた民なのですが、やっぱり恋愛要素が必要だとめちゃめちゃ個人的にですが思いました。
私が男女カプが好きだからとかだけでなく、恋する女の子って普段の倍以上、魅力的に見えると思うんですよね。
ネルケロータスにしか見せない一面を見た時とか、ネルケロータスの隣にいる時が一番可愛く見えた時とか、やっぱり恋愛要素があると普段から単体で可愛い女の子でも、もっと可愛くなるなと思いました。
男女カプに限らず、同性カプでもそれは同じですが、アトリエは男女カプの緩やかな愛が上手い気がするので、男女カプ路線復活してほしいです。
全てのアトリエを男女カプ要素有にしなくていいけど、ソフィーとかライザ的なやつとエスカ&ロジーとかネルケ的なやつを交互くらいで出してほしい……🙏
そうしたら、主人公の女の子にお相手の男性がいてほしくない層と、主人公に男女の恋愛要素を入れてほしい層の両方が交互に幸せになれるので、どうですかガストさん……。


◆私がDLCエクストラストーリーで詰まったところ

他にこういう人がいるのか分かりませんが、私はロータスの訪問9が出なくて気が狂いそうになったので情報共有↓

ローネルとかクノミスとかロジエスとか、男女CPの波動がする組み合わせのところばっかり訪問しがちな私みたいなタイプの人が陥りそうな要素だと思うのですが、ロータスの訪問8まではスムーズに見れていたのに、何故か訪問9からが発生しなくて、もしかしたらターンを進めたら発生するようになるのかも?と思い、10ターンくらい進めたのですが発生せず、もしかして他の訪問がトリガーになってる?と思って、パメラを訪問したら(ロータスはいないけど、すごく萌えるローネルの話題のやつ)ロータスの訪問9が見れるようになったので、同じところで積んでいる人がいればパメラを訪問してください……。


◆めちゃめちゃ長い話でしたが、何が言いたいかというと、ロータス×ネルケが最高で、光を求め合う男女カプが最高ってこと……。
あと、ルシュターム解体新書が国宝級天才ブックだということ。
ありがとう、ガストさん……。
これでまた強く生きられます。

ビルシャナ戦姫 ~源平飛花夢想~ 感想

※ネタバレあり


源平合戦の知識は遙か3の情報くらいしかない人間ですが、遙か3をプレイしてたおかげで頻繁に、あ!これ、遙か3で見たことある!知ってます!という状態になったので、コーエーさんありがとう……。


■だいたいこんな話
源義経が実は女の子で、更に✕✕✕で!?


■主人公

義経
遮那と呼ばれている間は特に何も思わなかったけど、義経になってから、相手と結ばれた後も義経って呼ばれるのはちょっと違和感……って最初は思ってたけど、ギャルゲーで義経が実は女の子だった!みたいな作品も義経の名前は義経だしな(語彙力0)と思ったら何故か違和感が消えたので良かったです。


■キャラ別感想(プレイ順)

・教経
遮那とは敵同士だけど、信念等どこか似ている所がある教経。
写し鏡のような存在だからこそ、教経と会えない時でも、今自分がこのように思っているということは、教経も同じように思っているのかも……みたいなシーンが多くて、言葉にしなくても心で通じ合う……みたいなふたりの関係が良かった!

ただ、最終的に、ふたりの身近な人達は客観的に見て不幸になっているのに、ふたりは罪悪感がありつつも、いちゃいちゃハッピーみたいなのはどうなん……とは思った。
でも、これ以上の解決法がなかった気もするので、これで良かった……のかな……?


・弁慶
乙女ゲー攻略対象で本当にゴツいですよみたいな見た目、珍しいので貴重だと思う。
だいたいのことはマッチョパワーで解決してて筋肉の鏡。

知盛が遮那は妹かもだけど嫁にしたい!みたいなTL小説的な展開が繰り広げられ、兄(弟)×妹(姉)の恋愛萌えオタクなのでちょっと興奮したのですが、教経を攻略した時は共通ルートの一部しかそんなことは無かったのに、途中から化け物物語になってビビりました。

義経が実は女だった!&義経と何人かが実は化け物(?)だった!&兄妹(仮)の恋愛!?という色々てんこもりルートすぎて、逆に良く分からなくなってた気もする。

知盛は人の気を喰らってなんかドラゴンボールみたいなオーラをまとってパワーアップするのですが、気だけじゃなくて弁慶ルートも喰ってた。


・春玄
テンペスト魔女のルーシェン殿下が好きな人は春玄も好きだと思う。

序盤、春玄とふたりで行動する時間が長かったのと、春玄がしばかれた時に遮那がキレてドラゴンボールみたいになってたのとで、ゲーム開始時から春玄ルートみたいなところがあったので、春玄以外のルートに行くのがつらいのではと思っていたのですが、そんなこともなかった。
教経・弁慶を終えた時点で春玄がだいぶ人間が出来てて、自分の気持ちよりも遮那の幸せを優先してくれるパーフェクト人間だったので、春玄ルートに入る前から好感度爆上がりでした。

春玄が若干闇落ちした時、ルーシェン殿下は闇落ちする前に自分自身をなんとかするよな……と思って、謎のショックを受けていたのですが、よく考えたら春玄はルーシェン殿下じゃないので(あたりまえ体操)、結局私は春玄を通してルーシェン殿下を見てたんだなということに気付きました。


・頼朝
他ルートでもちょっと気になってたけど、遮那が女バレしていない状態で、忠信が遮那に膝枕してもらいたい!みたいなことを言うので、この人そういう系の人なんか……?という気持ちでいっぱいでした。
男装主人公は、女バレしてない状態で男性キャラが主人公を持ち上げすぎたり、主人公が好き♡しすぎると、乙女ゲーとしては複雑な気持ちになる。
プレイヤーは遮那が女の子だと分かっているから良いですが、まわりのモブ達はどう思ってるんですか……?
戦場で知盛が遮那を抱き寄せてたのとか、まわりの人達はどんな気持ちで見てたのかだいぶ気になる……。
あれ?命をかけた戦いをしてたのに、なんか突然BL始まった????死んでいった俺達の仲間は何だったのか????ってなりませんか……?

無意識で片想いしたり、自分の気持ちを抑えて身を引こうとしたりする遮那が可愛すぎた……。
血縁関係の有無に関わらず、兄×妹設定だけで萌えるので、頼朝に萌えてたのかというとたぶん違うけど、このルート、私は謎のタイミングで頻繁に涙流してました。怖


・知盛
イケメンじゃなかったら逮捕されてた。

そして、忘れた頃に出てくる泰衡の顔が良くてつらい。
なんでこんなに顔が良いんですか???
永遠の謎なんですが……。
こんなにも顔が良いのに出番が多いわけでもないし、本当に泰衡とはなんだったのか????
誰か教えてください。

知盛自体は良かったのですが、明らかに優遇されている設定とシナリオで、謎の憎しみが沸きました。
制作スタッフさんは知盛みたいな男が好きなんだろうなと気付いてしまう展開で、私は知盛を通して現実を見てたのかも。?


■好きなところ

・BGM
【赤気血戦】がメインストーリー上関係ない闇系の伝説のポケモンとの戦闘時みたいな曲(???)で好き。


・春玄と遮那の信頼関係
テンペスト魔女のルーシェン殿下を引きずっているから春玄のことが気になる説のある私ですが、それを置いておいたとしても、生まれた時からずっと一緒だからこそ、言葉にしなくても分かり合える……お互いを一番に心配する……みたいな春玄と遮那の関係が好きすぎた。
春玄×遮那への萌えは春玄の微妙な闇落ち辺りから失速してしまったのですが、他ルートでのふたりの信頼関係は好きでした。
(たぶん)知盛ルートの、春玄の「不動堂から三又の杉まで」という言葉で全てを理解する遮那が良かったし、女の子だからと全てを手助けするわけではなく、遮那を信頼しているからこそ、一見危なく見えることも信じて見守る春玄も良かった~!
このカプに萌えたかった……。


■気になったところ

・入水祭
最初の頃は攻略キャラが入水した時、つら……みたいな気持ちだったのですが、2周目以降も、追い詰められたらみんなお風呂行くくらいの感覚で入水していくので、また入水か……みたいな気持ちになってしまって、死を軽く感じてしまったのが残念でした。


・特定のキャラが優遇されてる気がする
知盛ルートが大団円ルートでもあり、真相ルートでもあり、選択肢によって共通ルートから遮那に執着したり、弁慶ルートを乗っ取ったりと、明らかに他のキャラの扱いとは違う気がして、ちょっと引っ掛かりました。


・戦闘シーンが長い
戦いがテーマのゲームに何言ってるんですかと言われそうですが、これはマジ。
一つひとつのシーンが長すぎて、ボタンを押しても押しても終わらないので、途中で禁断の強制スキップを使ってしまったのですが、一番速い設定にしていても文字が読めるくらいの速度なので強制スキップでも長いです。
あと、モブの立ち絵が源氏とか平家とか、グループ(?)ごとに全部同じで、スキップしていると、同じ立ち絵のモブが画面の左から右へ流れていくモブ回転寿司みたいになっている時があって、人が死んでるのに笑ってしまって不謹慎でした(私が)。


■ビルシャナくんに伝えたいこと

泰衡の顔がドドドドタイプすぎてビビった……。
FDで正規攻略対象に昇格した本編でエンドありの準攻略対象みたいなキャラが複数いるのですが、その中に泰衡は含まれていないのに謎に顔が良くて死ぬ……。

この顔でなんで????
って、しばらくは思ってたけど、シナリオが進むにつれて、特に自分で何かをするわけでもないのに口だけは達者な気がして、こんなに顔が良いのに攻略できない逆恨みと、この人は顔だけの人間な気がする苛立ちとで、泰衡の出番は少ないのに出てくるたびに複雑な気持ちになっていました。
リアルに愛が憎しみに変わったんですが。

泰衡は別に良くも悪くない無な感じのキャラで終わりましたが、とんでもないクズでもラスボスポジションになるわけでもないのに顔が良いの本当にやめてほしい。
攻略対象に昇格する予定のないサブキャラは全員いらすとやにする法律つくって~👨‍⚖️

Under The Moon 〜Crescent〜 感想

※ネタバレあり

🔞版は未プレイ

 

私は2010年で時が止まっているので、UTM移植版が発売したの2009年か~結構最近だな~と思っていたけど、よく考えたら別に最近じゃなかった。
時の流れについていけてなくて怖。


■シナリオ構成

共通ルート

個別
(純愛or愛憎)

エンディングA~F(隠しのみA~C)

共通ルート中の選択肢で、誰のルートに入るか&純愛or愛憎ルートが確定します。

攻略に直接関係ない選択肢でも、細かくシナリオ分岐してて感動。
攻略する上で通らなくても大丈夫な選択肢なのですが、最初の選択肢で双子のどちらかを選択し、二つ目の選択肢で最初に選んでいない方の双子を選ぶと、シナリオ差分があったの、本当に細かいと思いました。


■システム

トップ画面の【つづきから】でセーブデータをロードできるいつものやつと思っていたら、セーブして終了して、次にプレイする時に【つづきから】を選ぶと、どのデータをロードするのか選ぶ画面もなく、いきなり前回の続きから始まるので、ポケモンみたいにセーブデータがひとつしかないタイプの乙女ゲーなのかと思って最初はビビっていました。

エンディングの数が多めなのに、このポケモン方式のセーブデータで戦えるんか……?と不安すぎたのですが、検索しても私と同じ不安を抱えている人が見つからなかったので、ここで初めて説明書を読んだら、クイックセーブ&ロードが他の乙女ゲーのセーブ&ロードに当たると分かって、本当に安心しました……。
セーブデータひとつで戦うことにならなくて本当に良かった……。

選択肢スキップは無いけど、既読スキップが爆速なので、エンド回収はサクサクです。

おまけにイベント回想があるのですが、たぶんみんなが想像している、スチルのシーンとかイベントひとつひとつを再生するやつではなく、攻略キャラそれぞれの部屋に行って一緒にアルバム(スチル)を見ながら、あの時はこうだったね~と喋るタイプだったので若干びびった。
でも、こういう、攻略キャラと一緒に思い出を振り返るみたいなの好きです。


■主人公

アーシェ
魔王の娘。
めっっっっちゃ美少女👸ということがキャラ紹介に書いてあるくらいの美少女。フルボイスです。
みんなに大事にされてきた箱入り娘+権力者の娘なので、世間知らずで無意識で他の人を下に見ているところがあります。
そういうところは好き嫌いが分かれるだろうなとは思いますが、人外感が出てて良かった。
言動が?????な時もありますが、それも箱入り人外娘だからと考えると納得できるし、主人公のどこを好きになったんですか……?みたいな攻略キャラも、でもアーシェはめっちゃ美少女だからな……で納得できるので、この設定はUTMの主人公として大正解すぎた。
ただ、アーシェのモノローグの
【ぷるんって甘くてあったかいゼリーが心の中で溶けて、体中をぽかぽかにしてる】
は、ちょっと笑った。


■キャラ別感想(プレイ順)

・カイル
アーシェ付きの使い魔🐈‍⬛
純愛ルートでは常に
🐈‍⬛「姫様、姫様、姫様~♡」
👸「カイル、カイル、カイル~♡」
という感じなのですが、愛憎ルートでは、カイルに精神的DVを受けて依存していくアーシェと、そんな状態になったアーシェに優越感を覚えるカイル……という闇の関係で、振れ幅がでかすぎて笑った。

愛憎ルートでは、カイルが「姫様は私がいないと何もできないんですから」と何度も言って刷り込みしてきたり、姫様は自分以外の人には嫌われていると定期的に言って、アーシェには自分しかいないと思い込ませていきます。
アーシェが自分の気に入らない行動をしたら秒で不機嫌になって、それに気付いたアーシェがすぐに、ごめんなさい捨てないで……してしまい、これの繰り返しでどんどんアーシェがカイルに依存していくのがリアルにDVで依存状態になっていく過程みたいでヤバすぎた。
アーシェも世間を知らないお姫さまなので、今まで自分と一緒にいてくれた人を失いたくない(今後自分が生活に困るから)という気持ちが強く、人間界で唯一頼れる存在であると思っているカイルに気付かないうちに依存していく過程が丁寧でした。


・瀬名
私は各キャラ基本的に愛憎(B→A)→純愛(E→D)→愛憎(C)→純愛(F)の順番でプレイしたのですが、瀬名愛憎ルートは愛憎かと言われると分かるようで分からないような?と思っていたのですが、その後、純愛ルートをプレイすると、純愛ルートと愛憎ルートが綺麗に対比になっていて、なんかすごい納得しました。
瀬名の純粋な愛を知って、初めて気付く憎しみ……。

自然な流れで瀬名に荷物を持たせようとして瀬名に苛つかれているアーシェを見た時は、もうこのカプ駄目かもしれないなと思ったのですが、色々あって、アーシェのために距離を置こうとした瀬名に対してのアーシェのモノローグ
【瀬名と離れて幸せになるのなら、瀬名と一緒に不幸になる方がずっといい】
が好きすぎた……。
めちゃめちゃ特大の愛を感じました……。


・セイジュ
共通ルート1つ目のセイジュ寄りの選択肢から既に飛ばしまくっててウケた。
アーシェがあげた花を永遠にしたいからと、花びらをちぎりだした時は押し花にせえよ……としか思えなかったし、海に傘を投げ入れた時は不法投棄すなと思ってたけど、こじらせすぎて自ら可哀想な感じになりにいってるところが好きでした。

セイジュは少女漫画とかの当て馬感が強くて、この作品が乙女ゲームじゃなかったら絶対にアーシェと結ばれることはなかったと思うので、乙女ゲーで良かったねセイジュ……。
このルートでは場面によって、アーシェがセイジュのことを可愛いと思っていて、他ルートプレイ中には感じなかったアーシェの姉感や母性を感じました。


・レニ
これが乙女ゲームじゃなかったら、アーシェにはレニしかいなかったんだろうなと思ったら、レニルート自体は良いのにレニへの謎の憎しみが沸き上がってくるの何????
愛と憎しみはいつだって隣り合わせ(by.UTM)ってこと?

UTMは闇深だと覚悟していたのですが、ここまでプレイしてきた時点では思っていたほどの闇はないなと油断していたら、レニのエンドEがヤバすぎて笑った(笑えない)……。
これは年齢制限かかる。
お年寄りだったらショックで倒れてた。

セイジュルートで意味ありげだったのに特に何もなかったレニとのシナリオがここで回収されたの良かった。


・???
勝手に見た目のイメージで俺様系なのかと思っていたら、優しいお兄さん系で良かったです!
愛憎ルートでも突然キレたりしないので安心してプレイできました。
安定して優しくて安心感すごい。
アーシェもなんか妹感出てる。
この人とのスチルのアーシェ、笑顔が多くて幸せを感じました。

めちゃ良い人(?)だけど、アーシェと並ぶと犯罪臭がする見た目なので、勝手に気まずく思っていました。笑
途中から、読んだこともないのにゼロの使い魔のことしか考えられなくなったのは困った。
このルートのセイジュが小物っぽくて、ちょっと笑った。


・隠し
たぶんヒイロノカケラの鴉取駿の親戚。

声が小さすぎて、音声を最大にしても、アーシェの声はヤバいほど大きくなるけど、隠しの声は聞き取れない状態でつらかった。笑
隠しのルートはめちゃめちゃ短いですが、さすが🔞の移植という感じのエンディングがあって、ここにきて最大のエロを感じました。


■まとめ

愛と憎しみは隣り合わせって教えてくれるゲーム。
愛憎ルートでは一部パワハラ上司みたいになるキャラもいてしんどいけど、根底には愛があるので乗り越えられる……って思ってたけど、もしかしたらこれが彼氏のDVを受け入れてしまう彼女の心境なのかもしれない。

私のプレイ時間は20時間程度。
結構サクサクプレイできて、手軽に愛と憎しみを浴びれて、ハーレムエンドもあるので、PS2が生きてる人で愛憎というワードに惹かれる人にはおすすめ。
でも、元が🔞なだけあって、テーマ的にも🔞版の方が合ってるシーンが複数あるので🔞版の方が良いのかもとも思います。
私は🔞版は未プレイですが、PS2版でここに🔞シーンがあったんだろうなと感じる場面が少なく、🔞に突入したであろうシーンもカットして不自然な繋ぎとかではなく、綺麗に別のイベントに差し替えられてるっぽくて、シナリオが自然だったのが良かったです。

コンプスチルが、いかがわしいやつと、いかがわしくないやつの2枚あったのも良かった!

🔞版もPS2版もOP歌詞がUTM!!!!って感じで、両方天才的に良すぎる……。
完全にUTMのために生まれた曲……。
ありがとう、あるるかんさん……。

even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女 感想

※アプリのボルテージ作品のスクショ有

 

序盤のスカッとジャパンのスカッとする前みたいなパートが思っていたよりも長くて、これはリアルの仕事よりしんどいかも……と不安だったのですが、本格的な裁判パートに入った辺りから楽しすぎてずっとプレイしていました。
この楽しさは株式会社オレンジさんのロマンティックミステリーシリーズをプレイしてる時に感じた気持ちと似てる気がする……!

もしかしてテン魔女は、乙女ゲームというよりも、女の子主人公の調査パート・尋問パート&恋愛要素有のオレンジさんが作っているようなジャンルのゲームなのでは……?と初回攻略キャラの裁判パートの時に気づき、それに気づいてからは何故か楽しさが2倍になりました。

ただ、本当にこの選択肢を選ばないといけないんですか……?みたいな、胃が痛くなる展開にもなるので、やっぱりリアルの仕事よりしんどかった。
性格が無理すぎる人間も多数登場するので、まあまあの頻度でキレそうになる。
でも、ずっと続く緊張感と先が気になる展開とで、夢中でプレイしていました。
これはおすすめできるしんどさ。

最後の展開だけは個人的にですが私は引っ掛かったので、これが無ければもっと良かったような……。
作風的にはボルテージというよりもオトメイト感がすごく出ていて、流れ?は終遠のヴィルシュっぽさを感じました。
ボルテージ感はほとんど無く、強いて言えば、某キャラがかっこいい振る舞いをした時のまわりの反応
○○のハート「…………きゅん」
とかいう表現は微かにボルテージのにおいがしてた。
あと、ボルテージによくいる知能のある動物は一応いた。

ライターさんがノルンとかの潮さんというのもあるかもですが、テンペスト魔女からは今までのボルテージのにおいがほとんどしませんでした。

私の知っているボルテージといえば

知能の高い犬とか

知能の高いワニとか

ラブホで謎カチューシャ付ける男

エスパー探偵

とかだったのですが、↑みたいな
方々はいません。

テンペスト魔女くん、本当にボルテージから産まれたんか……?🤔
と、DNA検査を求めそうになるほどボルテージ感が薄いです。

アプリのボルテージ作品が好きな人がテンペスト魔女に同じにおいを求めてプレイすると、アプリとの温度差で風邪引くけど、アプリボルテージとは切り離して考えるとテンペスト魔女、気になるところはたまにあったけど楽しかったです。
逆に今までのアプリのボルテージ作品が合わなかった人はテンペスト魔女はアプリのボルテージとは全くの別物なのでプレイしてみても良いかも。

ボルテージと言えばアプリ……最近はSwitch移植……という感じでしたが、これからはCSのオリジナルも出していくということなら、めちゃめちゃ応援したいです。
データを物として手元に置いておくと安心するオタクなので、次回作はパッケージ版も欲しいな……。
ボルテージくんお願いします……🙏

 

当ページは、株式会社ボルテージ「偽りの君とスキャンダル」「至極の男」「上司と秘密の2LDK」の画像を利用しております。

該当画像の転載・配布等は禁止しております。

©Voltage

放課後colorful*step~ぶんかぶ!~ 感想

※ネタバレあり


カラステうんどうぶは、みんなリアルにいそうな感じの良いキャラでしたが、カラステにしかいない!という個性的なキャラはいませんでした。
が、ぶんかぶは個性的なキャラが増えてます!
カラステぶんかぶでしか出会えないタイプの攻略対象もいるし、他で見たことあるかも?なキャラでもエピソードが良い!

ぶんかぶの攻略対象はリアルにいるタイプのキャラではないため、現実度(?)は下がっていますが、キャラが良くて楽しいのでおすすめ。
うんどうぶを越えてきたからか、だいたいの流れが分かっているので、共通ルートも楽しい!

相変わらずスチルで主人公の顔は描かれていませんが、スチルへの写り込みがめちゃめちゃ増えてて嬉しかったです。
カラステは主人公の体の一部がスチルに写ってるだけで感謝してしまう。
主人公顔有スチルのありがたさを感じます。
逆に、スチルに主人公の顔が描かれていない方が好みの人にはおすすめ。


■主人公
ハルコ
双子の姉。迷子の達人。


■キャラ別感想(プレイ順)

🎺皇
皇自身が言わない家の事情を部長(佐東)に頼んで教えてもらうハルコはちょっと引っ掛かる……。
部員にけしかけられたからといって、皇のあとをつけて家特定するのはちょっと怖。
最終的に皇の背中を押したのは西園寺と部長だった気がするのに、皇がハルコを好きになったのは、分かるようで分からないようで分からない。(分からない)
けど、恋愛は理屈じゃないから(by数乱digit)、皇がハルコを好きだと思ったなら、そういうことなんでしょう。


🎺西園寺
雨の日に猫を拾うタイプのヤンキーでしょ、と思って興味がなかったんですが、予想外に可愛い!
これが同級生だったら可愛いとは感じなかったと思うので、西園寺を後輩にした人天才。
ハルコに貼ってもらった絆創膏をせっかくだからと言って数日貼ったままにしてたの汚いけど可愛い。

共通ルート中にハルコを好きになるので、無自覚に思わせぶりな態度を取るハルコに振り回されてて可哀想可愛いです。

シロップが100種類近くあるかき氷屋さんが気になりすぎる🍧

この学校、ヤベー女教師がいることが発覚して怖。

西園寺×ハルコめちゃめちゃ可愛い。
ハルコが無自覚に自分のことを好きっぽいと気付いてるけど、(自分もハルコのことが好きなのに)ハルコが抱いてる気持ちが何なのか教えない西園寺。
なのに、ハルコに告白された時、めっちゃ泣いてて可愛すぎる……。
ありがとう放課後カラステぶんかぶ……🙏
告白されて泣く男が好きすぎるんですが、まさかカラステにいるとは思ってなかったので感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう今は無きハニビ……。


🎭️春夏冬
🦍みたいな立ち絵ウケる。
演劇部は部員が3人しかいなくて潰れかけてるのに、ハルコの入部を拒否してて笑う。
雛山と幼馴染みなのはちょっと意外で良かったです。
名字がかなり珍しいのに、名前に"空知"をぶつけてきた親の顔が見たい。
でも、雛山鶯の方がヤバネームな気がするおかげで、名前が空知でも「ふーん」となる空気がカラステにはある。???
実際、皇の名前が"利央(りおう)"なのもなかなかアレだと思うけど、鶯のおかげでそこまで何も思わなかったし、全て鶯のおかげ。ありがとう鶯の名付け親……。

演劇部共通ルートでの某シーン
春夏秋「…………見つかった」
ハルコ「見つけちゃった」
が可愛すぎて、油断してたので死にました……。

このルート、青はじネタが多くて嬉しかったです。
不自然な流れで青はじネタを捩じ込んできた時は笑った。

春夏秋はそんなに好みじゃないかなと何故かそう思っていたのですが、全然そんなことはなくて!めちゃめちゃ可愛かったです。
春夏秋とハルコの距離が部活を通じて少しずつ近づいていくところがリアルな学生の恋愛という感じで、高校生ならではのピュアな恋で良かったです!
こういうピュアな恋を求めてた~!
すごい心が浄化されます……。
ヘアピンとかメールとか、小道具の使い方が天才で100億点。


🎭️芦澤
ずっと王子様系のままでいてほしかった……。
なんかカラステが発売されたこの時期、王子様系かと思ったら腹黒だった、みたいなキャラが流行ってたような……?
ただ、芦澤は腹黒というか精神的DVの匂いがするので、ちょっと不安になる。
芦澤の言動に、たまにハルコがビビってるのもDV感出てた。
しかも、芦澤は人前では爽やかなので、芦澤にDV受けてるってまわりのひとに訴えても相手にされなさそうで怖。
その時はおまわりさんよろしくお願いしますね……。


🎺佐東
うんどうぶ!の時もちょっと気になってたんですが、カラステのメインヒーローって誰なんですか?
OPのキャラ紹介は部活別、部長・2年・1年……という順番なので、誰がメイン!みたいな感じがないような……。
ぶんかぶ!は佐東が公式HP等のキャラ紹介では最初にいるけど、佐東がメインヒーローかというと違うような……?
みんながメインヒーローですか?
それぞれルートに入ったら、その人がヒロインにとって、ただひとりのヒーローになれるからということ?(?)

佐東先輩、扉の修理までしてて、もはや顧問。
うんどうぶ!の時からちょっと気になってたけど、カラステの部活に顧問はいないんですか……?
でも、演劇部にはいたような……?

佐東先輩とふたりで楽器庫から出られなくなって焦るハルコ。
そんなハルコを落ち着かせるため、佐東先輩はとりあえず座らせようとするのですが椅子がなく、床に自分のブレザーを敷いてくれたところ優しすぎてびっくりする……。のに、ブレザーを脱いだはずの佐東先輩が立ち絵でブレザーを着てて笑った。
ブレザー無しの立ち絵用意して~!笑
突然、ブレザーの下にブレザーを着てるヤバい先輩みたいになっててウケる。
佐東先輩はこんなにも優しいのに、やめてください。笑
腹黒とか裏があるとかではなく、純粋に優しさの塊だったので、攻略対象としては逆に珍しかった気がする。
癒し系×癒し系のカップルでめちゃめちゃ好き!


🎭️雛山
乙女ゲー攻略対象にいそうでいないようなキャラ。
名前が"鶯(うぐいす)"なんですが、息子にこの名前つけた(恐らく)親の神経はどうなってるの???
雛山鶯(46)とか上司にいたらめっちゃ気になると思う。
逆に80歳越えたら、そういう名前もあるよねとなりそうなのが怖い。
雛山は顔が良かったからいけてるけど、普通の顔で名前が鶯は生きづらそうで、就職の面接で鶯って名乗るの考えただけで寝込みそうなんですが……。
聞き返されそう……。

たまに????な展開になってた気がするけど、正統派な告白が良すぎた……。
エンディングムービーが流れる直前までの流れが良すぎ。
これで全てがオッケーになった……と思ったけど、恋愛エンド①の締め方がちょっとアレで笑った。


■ぶんかぶ!のアレなところ

❁時空の歪み(????)
個別ルートに入るまでにMAP移動が5回あり、各キャラ2回まで選択できます。
なので、一途プレイをしていても、ルートに入りたいキャラ以外のキャラも選択することになります。
MAPで芦澤を選択した時のシナリオではハルコは鶯と普通に会話してたのに、その後鶯のMAPシナリオを見たら、まるで初対面みたいな会話をしだすので困惑します。笑
先に鶯のMAPシナリオを見てたら何も思わなかったと思うのですが……。
それぞれのMAPシナリオは繋がってないので、深く考えると????になります。
ですので、気にしないのが吉。


❁高木先生と目が合わない
これはうんどうぶ!の時から思っていたのですが、高木先生と絶対に目が合わない……常になんかどこか虚空を見つめている?ので、勝手に高木先生にサイコパスみを感じてしまいます。
立ち絵のポーズが常に名簿を持ち上げているので、いつかこの名簿で殴られるのでは……?と思ってたけど、そんなことはなかった。(あたりまえ体操)


■ぶんかぶ!の愛したところ

❁後日談が最高に可愛い
うんどうぶ!の時の後日談も好きだったのですが、ぶんかぶ!の後日談も最高に可愛い~!
全体的に嫉妬や、付き合っている中での不安がテーマになっているのですが、攻略キャラからハルコへの気持ちだけでなく、ハルコの嫉妬や不安が見えるシナリオなのがめちゃめちゃ好きでした!
片想いとか相手のことを想うあまり不安になる女の子が好きすぎるので、カラステ後日談が本当に最高すぎでした……。
ありがとう、カラステ……。


❁妹が可愛い
うんどうぶ!では妹(ナツコ)が姉(ハルコ)を下に見てるような気がしてたんですが、今作では世話焼きな優しい妹の印象しかなくて可愛い!
ナツコの
「何かあったら、いつでも相談してね!私は、いつでもお姉ちゃんのそばにいるんだから!」
が、めちゃめちゃ好き♡

ナツコに下に見られてる感はないです!
ハルコがいないところではナツコは姉を下に見てるのかも?とも思ったんですが、たぶんそうではなさそう。

ハルコが演劇部に入った時のナツコの
「あがり症なのに挑戦するんだね」(うんどうぶ!)
という台詞が
「あがり症なのに……すごい事にチャレンジするね」(ぶんかぶ!)
に変わってます!
文章だけだとぶんかぶ!でも下に見てるように見えるかもですが、ボイスがあるのでめちゃめちゃ印象が変わる!
「あがり症なのに……」の"……"でお姉ちゃんを心配する気持ちと尊敬する気持ちが表れてて良です!
もしかしたら、うんどうぶ!でお姉ちゃんのことを下に見てそうと思ってた部分も、ボイスがあったら印象が違ってたのかも……と思うと、主人公にボイスつけて~!という気持ちが生まれてしまう……。
ボイスがあるのとないのとで受け取り方が変わってくる。
メールとかLINEではキツく感じた言葉も、電話や対面だと違う印象になるのと一緒。

「お姉ちゃんはまだまだ私がいないと駄目だね」
とか、すごい愛を感じる声でした。
たぶん、普段から何かあればハルコはナツコに頼ってきていて、ナツコもそんなハルコのお世話をすることで満足感を得てたんだと思う。

クラスも部活も離れて、別々に行動することが増えて、自立していくハルコに気が付いていたし、そんなハルコを見て寂しい気持ちになっている自分にも気付いていて。
でも、ふとした時につまずいてこけそうになったり、迷子になったりするハルコを見て、まだ自分はお姉ちゃんに必要な存在なんだと安心してたのかも。

そんな気持ちから出た台詞が前作の
「うちにはお姉ちゃんっていうおっちょこちょいな子がいるから。目を離すとすぐ何か失敗しちゃうからいつも面倒見てたの」
だと考えると、ハルコのことを話してたわけでもないのに↑の台詞を言ったのは、お姉ちゃんは自分の保護下にいたんだよという気持ちとも取れるかも。

◇妄想双子姉妹劇場◇~完~

突然双子妄想語るのキモすぎて申し訳ないですが、こう考えることで前作ナツコのハルコを下に見てるかも疑惑を封じることができたので許して……。


カラステ成長物語
うんどうぶ!でたまに虚無になってたのが嘘のように、ぶんかぶ!は共通ルートからずっと楽しいです。
キャラもみんな個性的で良い!

システムは前作と一緒でRボタン長押しスキップですが、なんとなく音質が良くなってるような気がするし、データインストールもできるようになってるし、シナリオが良くなってる気がするし、前作からの成長が見られます。(謎の上から目線)

デフォルト名呼びが無いところ、主人公の顔有スチルが無いところ等は前作と変わっていなくて残念でしたが……。
でも、主人公のスチル写り込みは増えてます!ありがとう!わずかな写り込みでもテンションが上がるようにうんどうぶ!で教育されたため、ハルコの体全体が写ってるスチルは声が出るほどテンション爆上がりでした。

カラステがうんどうぶ!の制作経験を生かして(?)頑張った形跡があるので謎の感動。子(カラステ)の成長を見守る親の気持ちになれます。?


■まとめ
ファンタジー要素が無い、普通の現代学園もの乙女ゲーって最近ではかなり少なくなっているので、令和にカラステをプレイするのが楽しすぎた。
部活もの乙女ゲーも、あるようで少ないので、それも良かったです。
こういう現代の学校で部活や同じクラス等をきっかけに生まれる自然なラブ……みたいなのをこれからも浴びたいので、また現代学園もの乙女ゲーが流行ってほしいです。

スキップに指か輪ゴムが常に必要なヤバシステム&たまに引っ掛かるシナリオではありますが、エロが皆無の激ピュア学園恋愛ものというだけで五億点でした。
キャラもみんな良かった~!
攻略キャラとしてはいそうでいない……みたいな絶妙なライン。

カラステぶんかぶ、プレイしたからといってめちゃめちゃ得るものがある!とかではないけど、カラステぶんかぶでしか出会えないタイプのキャラが何人かいたので、私はプレイして良かったという気持ちで終わりました。


🏃‍♂️うんどうぶ!感想↓🏀
https://shima-e.hatenablog.com/entry/2022/03/28/215336

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… ~波乱を呼ぶ海賊~ 感想

※ネタバレあり

はめふらはプレイ前の時点で
原作→メインキャラが全員出てきた辺りまで
漫画版→1~4巻まで(プレイ中に7巻まで読みました)
のみ履修済の状態。
アニメ未視聴。

初めてはめふらのことを知ったのは漫画版でした。
漫画版1巻を読んで、めちゃめちゃ面白い~!と思ったのですが、ふと我に返りました。
もしかしなくてもこれ、最後特定の誰か(恐らくジオルド)とくっつくのでは……?
そう気付いてからキース推しの私はだいぶしんどくなり、はめふらから離れていました。
やっぱり信じられるものはマルチエンドの乙女ゲーしかない……。
そう思いました。
なのですが、マルチエンドのはめふらのゲームが出ると聞いて、はめふらに帰ってきました。
ありがとう……はめふら海賊……🙏
主人公に好意を寄せるキャラが複数いる作品はマルチエンドにする法律を早くつくって~!👨‍⚖️

でも、マルチエンドと言っても原作がある作品だから、そんなに自由にシナリオを書けないのでは……?
もしかして、がっつり恋愛♡という感じではない?
ちょっと仲良くなる……くらい……?
それなら吐きそう……と思っていたのですが、そんなことはなく!明確に!くっつきます!!!!🎊㊗️🎉
ありがとう、はめふらを乙女ゲーム化しよって言った人。
ありがとう、吉村りりかさん。

これで私も当て馬になりそうな人達もみんな救われたので全てにありがとう……🙏
やっぱりマルチエンドが世界を救うんですね……。

はめふらとは関係ないですが、似たジャンルの作品で乙女ゲー化してほしいのはこれ↓

この作品も推しが当て馬で終わりそうで既に胸が痛いので、早急に乙女ゲーム化のお知らせをください……。


■キャラ別感想(攻略順)

・アラン
乙女ゲーム化しなかったらアランとは結ばれることはなかっただろうなというのが感じ取れるシナリオだったので、本当にありがとう、はめふら海賊……。
はめふら海賊がこの世に生まれなかったらと考えただけで吐きそうになる。

カタリナ(主人公)はかなり鈍感ヒロインです。
誰かからアランの気持ちを明確に教えてもらわなければアランを意識することは絶対になかったと思うので、納得の展開でした。
ジオルドが6分の5の確率でフラれることが確定しているので、あまり胃が痛くないようにジオルドを最後に攻略しようと思っていたのですが、ここにきて、おすすめ攻略順が公式から出ていることに気付いてビビる。

・ニコル
乙女ゲーム化しなかったらニコルと結ばれることは一生無かったって分かるシナリオ。(これしか言わない)
↑のおすすめ攻略順をガン無視したのですが、ニコル→ロジーは連続で攻略した方が良い感じの内容だったので、だてにおすすめ攻略順が出てないなって思いました。
しかも、かなりはめふら海賊の真相?に近づいてる雰囲気のシナリオだったので、最初に攻略できる4人の中でニコルは一番最後に攻略した方が良いと思います。


・ジオルド
乙女ゲームの悪役令嬢(メインヒーローの婚約者ポジション)って、私はパッと思い出せるのが、いじわる My Master(🔞ゲームなので注意)とPanic Paletteくらいなのですが他にもいますか?
マイマスは元婚約者だし、パニパレは悪役感薄いし、メインヒーローの婚約者の悪役令嬢って希少な存在のような気がするのですが、いつの間にかメジャーな存在になっててビビる。
ほぼ存在していないはずなのに、ほぼみんなが知っている……。
もしかして、ネッシー???

ジオルドのアナザーエンドが明るめの闇で好き。
順当にいったらカタリナと結婚できるし、アナザーエンドにもスチルがあるし、かなり優遇されているのでは?という気持ちと、乙女ゲー化したことで他の人に6分の5の確率で婚約者取られてて可哀想という気持ちが私の中でぶつかり合ってて複雑な気持ちになるんですが……。


・キース
はめふら海賊が無かったら恐らく結ばれることは無かったと分かるシナリオ。(こればっかり)
私はキース推しだと思っていたのですが、思っていたよりもキースルートでテンションが上がらず(キース×カタリナ自体は良かった!)、カタリナとキースが姉弟っぽい会話をしてる時の方が好きだったので、もしかして私は姉弟萌えしてただけ……?


・ロジー
ゲーム版だけのオリキャラです。
原作がある作品のゲーム化でオリキャラ、しかも攻略対象はいらないかなと思っていたのですが、必要すぎて無人島に行くなら連れていきたいレベルでした。
ゲーム版だけのキャラで終わらせるのは本当にもったいないです。
元から原作にいましたよと言われても違和感が全くないくらい、はめふらの世界観に馴染んでいます。
はめふら海賊を起動した時に、ゲーム版オリキャラは原作とは関係ないですよ、みたいな注意文が出るのですが、もうそんな注意文は無かったことにしてもらっていいので原作に逆輸入してほしい。
もはやこのゲーム、ロジー×カタリナのためのゲームでは……?


・シルヴァ
俺様系も海賊も興味が無かったので、興味がないもの×興味がないもの=興味がないな~と思っていたのですが、めちゃ良いキャラでした……!
俺様系海賊を最後に攻略するのはテンション下がるわ……とか思っててすみませんでした……。
ここまで見てきたルートだけでは分からない、シルヴァルートでしか知ることのできないシルヴァの魅力が描かれていて良かった……。
めちゃめちゃ良いキャラなので、ロジーと共に原作に逆輸入してほしい。
お願いします……🙏


■原作を知らなくても大丈夫?
大丈夫だと思います!
簡単に各キャラとの出会いや、各キャラがカタリナを好きになったきっかけ、原作で起きた重要なエピソードがまとめられているので、今回はめふらに初めて触れる人も楽しめる内容になっています。
でも、個人的にですが、漫画1巻を読んでいるとだいたいの関係性が分かるので、もっと楽しめるかも。
この作品はアニメ1期の続き(漫画では4巻まで)という設定なので、ここまで見ているとより分かりやすくて楽しいと思います。


■こんな人におすすめ
・はめふらにマルチエンドが欲しいと思っていた人
・ラブコメが好き
・ポップで明るい作品が好き
・サクサクプレイできる作品をやりたい
・主人公愛され系が好き


■こんな人は向いてないかも
・最初からほぼ全員の好感度が高い状態が苦手
・鈍感系主人公が苦手
・女の子から恋愛感情を向けられるのが苦手(百合っぽい女の子がいます。緋色の欠片FD以降の美鶴ちゃんが平気なら大丈夫だと思う)


■まとめ
はめふら海賊オープニング歌詞の【可能性は不可能と隣り合わせいつも】がめちゃめちゃ好きなのですが、この一文がはめふら海賊だけでなく、はめふらという作品自体を表している気がして、何回聴いても天才すぎる……。
歌詞考えた人にノーベル作品のテーマを表した天才の作詞賞あげて~!
一般人でごめんですが私があげたいレベル。
曲調も、困難を乗り越えて全てをハッピーにする感じのはめふららしさが出てて好きです。

Baby Steady Go!!

Baby Steady Go!!

主人公に好意を寄せるキャラが複数いる作品はマルチエンドをつくって!という気持ちで常にいるのですが、はめふら海賊はそんな願望を叶えてくれる夢のような作品でした。

はめふらが好きで、マルチエンドが欲しかった人にはめちゃめちゃおすすめですが、それ以外にも主人公ボイス有乙女ゲーを求めている人や、主人公愛され系作品を求めている人、ラブコメを求めている人にもおすすめです。

私のプレイ時間は17時間程度でした。
サクサク進められるけど、まとまっている作品なので、隙間時間にプレイしたい人にも良いかも。